授乳や夜泣きのトラブルも二人で乗り越える、“漫画家夫婦”在宅育児の実態
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 授乳や夜泣きトラブルの乗り越え方などを漫画に描き、それをTwitterに投稿して話題を集めているイラストレーターのいずみえもさん。夫も漫画家で在宅で仕事をしているため、家事は夫婦二人で行い、育児はそのとき仕事が忙しくないほうが担当するなどして分担をしているそう。そんないずみえもさんに、在宅で育児をしながら働くことのメリットやデメリットについて聞いた。

【漫画】いずみえもさんの壮絶”寝かしつけ”…夫だと案外スムーズ、なぜ?

■臨機応変に家事も育児も「二人で行っていく」

――育児マンガを描こうと思ったきっかけを教えてください。
【いずみえも】私は昔から記憶力が異常に悪くて、1~2年前の出来事でもすぐに忘れてしまうので、妊娠を機に出産・育児の思い出を忘れてしまわないようにと、育児日記をつけ始めました。後から自分でも読み返しやすいように、「絵をつけて漫画にしようかな?」とか「どうせならブログとかTwitterで誰かに読んでもらおうかな?」と思ったのがきっかけだったと思います。

――在宅でお仕事をされながら育児もされているとなると、一日のスケジュールはどのような感じなのですか?
【いずみえも】7時に起床して、8時に朝食、10時に夫が起きてくるので、それまでは娘と室内遊びや家事をして、11時に散歩&買い物に出かけて、12時にお昼ごはんを食べます。13時に夫が仕事を開始(私は娘と遊びながら寝かしつけ)、14時の娘のお昼寝タイムに私も30分ほど仕事、15時~19時までは娘の機嫌が悪くてずっと泣いているので、あやしながら夕食準備~夕食~お風呂、20時に寝かしつけ、(寝かしつけ落ちをしなければ)21時~0時まで仕事、といった感じです(夫は夜中3時まで仕事をして翌10時に起きます)。私が仕事をできる時間は1日3時間程度ですね。夜泣きがあるとほぼ0の日も…。

――ご夫婦お二人とも在宅でお仕事をされているとのことですが、育児や家事の分担はどうされているのですか?お子さんが生まれる前と現在では、何か変化した部分があったりしますか?
【いずみえも】基本的には家事も育児も二人でやりますが、なんとなく料理は私が担当、洗濯は夫の担当で、掃除は二人とも苦手なので家は汚れがちです…。育児はそのとき仕事が忙しくない方が担当します。夫の方が仕事量が多いので私が育児をする率が高めですが、トイレに行きたいときやイライラしたとき等に助けを求めるとすぐに来てくれるので心強いです。娘が生まれる前は私の実家にいたので、母に甘えて二人とも料理も掃除も洗濯も今よりも全然やっていませんでした(申し訳ない…)。

――育児や家事、仕事について、お二人の間での決めごとやルールなどはあったりするのですか?
【いずみえも】役割分担についてはさっきお話した通りですが、ルールや決めごとはほとんどありません。「二人同時に娘を叱らないこと」くらいでしょうか。でも、私が娘を叱っていると、結構な確率で夫も一緒に怒り出すことがあるのでよく揉めますね。仕事については〆切さえちゃんと守っていれば、どれだけ毎日ダラダラしていてもOKです(家事育児に支障がなければ)。

■お互いに「サポートをし合える」のが一番大きなメリット

――在宅で育児と仕事の両立をしていくうえで大変だったことと、逆に“良さ”や“メリット”を実感したことを教えてください。
【いずみえも】夫と私の仕事の〆切が重なり、さらに娘の夜泣きがひどかった時期は本当に大変でした。仕事は進まず家事もおろそかになり、娘に対してもイライラしてしまい、夫婦間もピリピリしていました。逆に、そんなひどい状態にならないように気を付ければ、お互いがサポートをし合えるので、ワンオペ状態にならず、ストレスが溜まりにくい所が在宅で仕事をするメリットだと思います。お互いのスケジュール管理はものすごく大事だと実感しましたね。

――時間のやりくりがとても重要であるようにも感じますが、自分の時間の使い方で意識をしていることはありますか?また、息抜きはどのように行っているのですか?
【いずみえも】やはり一番の問題は作業時間の確保ですが、こればっかりは娘が寝なければ無い、寝てくれたら有る、と完全に娘次第なので、特に自分で意識をしていることはありません。時間ができたら必死に描くだけです(笑)。息抜きはゲームですかね。私も夫もゲーム好きなので、娘がご機嫌に一人遊びをしてくれているときや寝かしつけ後に時間があるときは、ゲームをして遊びます。あとは作業中に映画(の音)や音楽を聞いたり、毎月脱稿後に家族でご馳走を食べに出かけたり、カフェ巡りをするのも楽しみのひとつです。

――6月14日に『今日も娘のなすがまま!』(KADOKAWA)の単行本が発売されましたね。今後はどのような作品を作っていきたいですか?
【いずみえも】これまでと同様、日記を読み返しながら、娘の可愛い言動や面白かった出来事を漫画にしていきたいです。1歳後半からはおしゃべりも増えてきて、娘の魅力もさらにどんどん増しているので漫画にするのが楽しみです。

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