『上半期ブレイク女優』1位は広瀬すず、朝ドラヒロインで全世代に人気を拡大
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 5月に元号が「令和」に代わり、2019年も早くも折り返し地点を迎えている。2019年のエンタメシーンは様々なニュースが飛び込んできた激動の上半期だった。ORICON NEWSでは、恒例の『2019上半期ブレイク女優ランキング』を発表。1位に輝いたのは、現在NHK連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)に出演中の【広瀬すず】。10代からの活躍を見るとすでにブレイク感のある彼女だが、朝ドラでの好演により、支持層を若年層はもとより、中高年へも拡大。今回の首位獲得につながった。

【ランキング表】朝ドラヒロインにインスタ女王など艶やかなメンツがランクイン、上半期ブレイク女優TOP10

■おじさんでも顔と名前が一致!? 紅白司会から朝ドラ主演という一連の流れで認知度拡大へ

 『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン2012」でグランプリ、同誌専属モデルが芸能界デビューのきっかけであり、同年代からの支持はすでに集めていた【広瀬すず】が1位に。2015年以降は映画出演が続き、映画『ちはやふる』シリーズのほか映画『怒り』で迫真の演技に挑戦し、多くの映画賞の新人賞を総なめにしている。ファン層の拡大は2018年の『第69回NHK紅白歌合戦』の紅組司会と、2019年前期の『なつぞら』(ともにNHK総合)ヒロインでより知名度を増した。

 10代からの支持は惜しくも逃しているが、20代~50代の世代別は1位を飾った。「朝ドラ100作目のヒロインに抜擢されたので」(兵庫県/20代・男性)、「元々人気女優さんですが、やはり朝ドラの影響力で全国区になられたかと思います」(神奈川県/50代・女性)と記念すべき朝ドラ100作目のヒロインとして多くの世代から支持された。「おじさんでも顔と名前が一致する」(東京都/40代・男性)、「名前と顔が一致している女優さんだし、色んな役によってイメージに変わるから」(東京都/50代・女性)と普段ドラマや映画を見ないような層にもその名が轟いた。

 今年初めにはORICON NEWSが発表した『2019年 期待の新成人ランキング』でも1位を獲得。6月には21歳となり、今年は“大人の女性”としての演技もさらに期待される。

■昨年7位からのTOP3入り、ラブコメ作品で発揮される抜群の存在感

 2位に登場した【中条あやみ】。昨年末に発表した『2018年ブレイク女優ランキング』の7位よりTOP3入りを果たした。2月公開の映画『雪の華』では、三代目J SOUL BROTHERSの登坂広臣とのダブル主演を務め、中島美嘉の名曲をテーマにした正統派のラブストーリーを披露。

 一方、4月クールのドラマ『白衣の戦士!』(日本テレビ系)でも水川あさみとダブル主演に抜擢された。同作や映画『ニセコイ』などのラブコメ作品では、変顔も辞さない体当たりの演技で、王道からコメディまで振り幅の広い表現を見せることが期待されている。

 そんな中条に「白衣の戦士の好演で新境地を開いた」(大阪府/50代・男性)、「ドラマやCMでよく見かけるから」(山梨県/10代・男性)などの意見が寄せられた。女優と並行して、モデルとしての活動も引き続き行なっており、『東京ガールズコレクション』では2018年、2019年ともトップバッターを担当。9頭身に小顔、美脚は女性が羨む抜群のプロポーションだ。「モデルで綺麗なのに、(『白衣の戦士!』で)元ヤン役の変顔等が面白くてイメージが変わった」(埼玉県/40代・女性)など女性からの支持も安定的に得ている。

■まだ18歳、今年は“脱正統派”美少女でさらにブレイクか!?

 3位は、映画『君の膵臓をたべたい』での「日本アカデミー賞」新人俳優賞受賞以降、ドラマ、映画の出演が続いている【浜辺美波】。2011年、『東宝シンデレラオーディション』でニュージェネレーション賞を受賞。人気アニメを実写化したスペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(フジテレビ系/2015年9月21日放送)では本間芽衣子(めんま)役、人気麻雀漫画をドラマに続き映画化した『咲‐Saki‐』では主人公・宮永咲役を演じて、2次元作品の実写版に欠かせない存在に。今年2月に高校を卒業したばかりの18歳だが、ドラマを経て映画化された『賭ケグルイ』主演の蛇喰夢子役で見せた怪演で鮮やかな印象を残した。

 透明感のある彼女が『賭ケグルイ』で新たな一面を披露したことで「主演なども多く演技力も上がったように思えるから」(新潟県/30代・女性)と称賛の声も。また、多数のCMにも起用されており「よく見るようになったし周りの好感度も高い」(埼玉県/30代・女性)、「よく名前を聞くようになった」(東京都/40代・男性)と認知度が高まっている意見も見かけた。

 今年も8月に『ピュア! ~一日アイドル署長の事件簿~』(NHK総合)の主演、映画『アルキメデスの大戦』(7月26日公開予定)でヒロイン、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(2020年8月公開予定)で主演と作品が続き、さらに知名度、注目度ともにアップしそうだ。

■『3年A組』、『三太郎』…菅田将暉と共演の女優たちがランクイン

 4位の【今田美桜】、8位【福原遥】は、今年1月期のドラマ『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』(日テレ系)で、主演の菅田将暉演じる柊一颯の生徒役として出演。その中で見せた2人に、人気に加え視聴者からは“演技力”という評価も得られたようだ。女優として以外にも、両者とも各メディアでマルチに活躍しており、今田は世代別の10代で1位を獲得。「話題のドラマに出たり、CMも最近たくさん出ているから」(栃木県/10代・女性)と「LINE Pay」のCMに起用されるなど注目されている。

 福原は、声優のほか、バラエティ司会、歌手など多方面に活動。8月7日には、シングル「未完成な光たち」でソロデビューも果たす。同作は人気アニメ『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京系)のエンディングテーマにも起用されている。そんな福原には「子役からに見事に脱皮」(兵庫県/40代・男性)と、さらなる活躍を期待する声が寄せられた。

 また、auのCM「三太郎」シリーズでの“親指姫”が話題の【池田エライザ】が初ランクインし6位に。同CMには、菅田将暉も“鬼役”で登場。今田、池田、福田とランクイン女優3名は、菅田と共演経験あり。若手実力派俳優の一人である菅田との共演は、彼女たちのブレイクを後押ししているのかもしれない。

池田は、ファッション誌『CanCam』専属モデルとして2013年~2018年まで活動。女子高校生の間では「自撮り神」と称され、若年層に支持され、“エライザポーズ”も人気。2015年以降ドラマや映画にコンスタントに出演しており、今年はすでにドラマ3本、映画2本とひっぱりだこだ。「映画出演のみならず有名なCMや監督業まで行う幅広さで存在感を広くアピールしていた」(神奈川県/50代・男性)との声が寄せられた。親指姫役でさらに中高年層の認知拡大につながり、2019年は大きくブレイクしそうだ。

 連続テレビ小説100作目という大役を勝ち取った広瀬すず。なつの好演を機に、誰もが知ってる「国民的女優」という印象をさらに強く残すだろう。また、浜辺、池田、福原と『賭ケグルイ』出演女優が3人もランクイン。『3年A組』も含め学園ドラマから新たなスターが生まれるという方程式を示した。さらにCMやバラエティでの露出拡大も後押しとなって、次世代のニューヒロインのブレイクも加速しそうだ。

【調査概要】
調査時期:2019年6月17日(月)~6月27日(木)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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