夏ドラマ期待度1位はフジ月9『朝顔』&TBS火10『Heaven?』 30代迎え魅力増す上野樹里&石原さとみに寄せられる期待
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 春ドラマの興奮冷めやらぬなか、7月クールの新ドラマの放送がスタートする。この夏もコメディーからミステリー、サスペンスまで、夏の夜長を楽しませてくれそうな力作が並ぶなか、オリコンが発行する『コンフィデンス』誌では、2019年7月クールの主要ドラマを対象に、恒例の期待度調査を実施。結果、上野樹里主演のフジテレビ系『監察医 朝顔』(月曜21:00)、石原さとみ主演のTBS 系火曜ドラマ『Heaven ?~ご苦楽レストラン~』(火曜22:00)が、ともに80Pt 満点中60Ptをマークし、同率で「夏ドラマ期待度ランキング」1 位を獲得した。視聴者はどんなポイントに注目しているのだろうか?

【一覧表】あなたは何を観る? 夏ドラマ期待度ランキング TOP10

◆フジ月9とTBS火10、“人気ブランド”への信頼感も

『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)に連載された同名医療漫画が原作の『監察医 朝顔』は、新米法医学者の万木朝顔(上野)が、刑事で父親の平(時任三郎)と共に遺体の“生きた証”を探し、遺された人々の心を救う感涙のヒューマンドラマ。また、主人公の母親は東日本大震災により行方不明になっているという設定で、震災と母の存在に向き合う父娘の日常、心の機微が丁寧に描かれていく。

 主演の上野は、ブレークのきっかけとなった『のだめカンタービレ』以来、約13年ぶりの月9主演。プライベートでは2016年にTRICERATOPSの和田唱と結婚、女優として輝きを増すなかでの古巣への帰還ということもあり、ユーザーからは「上野さんは結婚後、一段と魅力的な女優さんになった印象。また新たな一面を見せてほしい」(30代女性/東京)、「昨年の『グッド・ドクター』での医師役もとても良かったので、本作にも注目したい」(20代男性/兵庫)、「上野樹里さんは『のだめ』以来の月9主演。女優としての変化に注目したい」(40 代女性/東京)などと、彼女の演技に対する期待の声が目立った。

 一方の『Heaven ?~ご苦楽レストラン~』は、フレンチレストラン「ロワン・ディシー」を舞台にしたコメディー。佐々木倫子氏の同名漫画が原作で、主演の石原は心向くままにお酒と食事を楽しむためにお店をオープンした変わり者のオーナー・黒須仮名子を演じる。石原は昨年、野木亜紀子氏脚本のTBS 系『アンナチュラル』、自身が熱望した野島伸司氏脚本の日本テレビ系『高嶺の花』と2 本の連続ドラマに主演。これまで演じてこなかったタイプの役柄に挑み、女優として新たな一面をのぞかせた。

 そういった経験を経ての今回のコメディー。回答者からは、「原作のドタバタ感が上手く出せれば、絶対に面白いドラマになると思う」(50 代女性/大阪)、「演出、脚本、キャストが噛み合えば、『王様のレストラン』のような名作ドラマになりそうな予感がする」(40 代女性/佐賀)との声が寄せられており、石原が志尊淳から岸部一徳まで、幅広い年齢層の共演者たちとどのような化学反応を起こすか注目されている。また、「石原さんのドラマはハズレがない! 演技だけでなくファッションやヘアメイクなども含め楽しみ」(20代女性/東京)と、劇中での石原の服装やメイクに関心を示している人も多かった。

 1位を獲得した2作を放送する「フジ月9」と「TBS火10」枠は、ここ最近、良質な作品を続々と輩出し、一段と話題を集める放送枠。寄せられたコメントからは、好調なブランドへの期待値の高さも窺えた。

◆池井戸潤×大泉洋の初タッグに「絶対面白い」の声 韓ドラ原作の3作品もTOP10入り

 続く3 位には、池井戸潤氏の新作小説を大泉洋主演でドラマ化するTBS 系日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(58Pt/日曜21:00)がランクイン。同作は、左遷人事で自動車工場の総務部長と低迷するラグビー部の再建を課せられた主人公・君嶋隼人(大泉)が、再起をかけた戦いを繰り広げる物語。“池井戸作品×日曜劇場”のタッグは、これまで『半沢直樹』や『下町ロケット』、『陸王』など、数々の話題作を輩出しており、視聴者からの信頼は絶大。そこに、役者としてますます脂が乗る大泉が加わるとあって、「幅広く演じられる大泉さんが、池井戸作品でどんな化学反応を起こすか期待」(20代女性/岐阜)、「日曜劇場にハズレなし!」(50 代女性/兵庫)、「大泉さんは久々のドラマ主演。しかも、池井戸さん作品って絶対に面白いと思う」(30 代女性/東京)などと、見応えのある仕上がりを確信するコメントが散見された。

 そのほか上位には、東村アキコ氏の同名漫画を杏主演で実写化する日本テレビ系『偽装不倫』(4位・55Pt/水曜22:00)やヒット映画『翔んで埼玉』、『テルマエ・ロマエ』シリーズのスタッフが手がけるフジテレビ系『ルパンの娘』(6位・53Pt/木曜22:00)。深夜ドラマからは、テレビ東京系ドラマ24『Iターン』(同率8位・49Pt/金曜24:12)がTOP10 入り。同枠からは前4月クールの『きのう何食べた?』をはじめ、ドラマファンをうならせる名作が続々と誕生している。7月クールはムロツヨシと古田新太のダブル主演によるコメディーで、テレ東深夜ならではの展開に期待が寄せられている。

 韓国の人気ドラマを原作とする3 作(日本テレビ系『ボイス 110 緊急指令室』[5位・54Pt/土曜22:00]、関西テレビ・フジテレビ系『TWO WEEKS』[同率10位・44Pt/火曜21:00]、テレビ朝日系木曜ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(同率10位・44Pt/木曜21:00)がTOP10入りした点も興味深い。見応えのある原作を日本版としてどう成立させていくのか、スタート後の反響も含めて注目だ。

 日本テレビ系『あなたの番です』やNHK連続テレビ小説『なつぞら』など、クールまたぎのドラマが活況を呈するなか、これら新タイトルがどのような話題を提供してくれるか。シーンのさらなる盛り上がりに期待したい。

※同調査は19年6月13日~19日の期間、ドラマに興味関心のある全国の10代~50代の男女、計1364名を対象に実施したもの(※NHK、民放各社で放送される主要ドラマかつ6月10日時点で発表されていた作品が対象/1年間の通期放送、2クール連続放送のドラマは除く)。各作品「視聴」、「主演」、「主演以外のキャスト」、「内容」の4項目についての期待度を数値化し、1~20までのポイントに分類(1項目20Pt満点×4項目=80Pt満点)。その合計ポイントから順位付けし「期待度ランキング」として発表。

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