菅田将暉、作品時間5分のつもりが47分に「監督って難しい」
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 俳優で歌手の菅田将暉が10日、この日発売となったアルバム『LOVE』のリリースを記念し、「菅田将暉『LOVE』発売記念イベント Short Film『クローバー』トーク&特別上映会」を開催。自身初監督作のショートフィルム『クローバー』について「監督って大変というか難しい」と話した。

【写真】石崎ひゅーい、山田健人氏とのトークに爆笑する菅田将暉

 アルバム『LOVE』の初回生産限定盤に収録されたショートフィルム『クローバー』は、自身がファンであることを公言している石崎ひゅーい作詞・作曲の収録曲『クローバー』から着想。菅田自身が楽曲のメッセージを汲み取って企画・プロデュースを手がけ、構想から約半年をかけて完成させた。

 菅田は今作の「プロットの殴り書き」を持参し、「5分の(作品の)つもりで書いたペラ2枚の紙があんな(47分)になるんですよ。役者として驚きというか、監督って大変というか難しいなと思いました」と率直な感想を吐露。すると、監督補佐の山田健人氏も「ほぼプロットのとおりに撮ったつもりだったんですけど、(約)50分になってしまいました」と苦笑い。司会から映像監督としての菅田将暉について聞かれた山田氏は「『次行こう』とか、『OK』とか、監督として判断はすごい早いですね。(主題歌「クローバー」の)劇中歌っぽい扱い方がすごくシャレてていいですよね」と、そのセンスを高く評価した。

 劇中、菅田の盟友で主演の仲野太賀をはじめ、菅田、石崎、そしてアルバムにも参加している俳優の永嶋柊吾が、部屋に集まり盛り上がるシーンがある。石崎は「撮影は2日間で、2日目にあのシーンがあったんです。1日目の晩からみんな集まって、夜中、朝になるまで本当に遊んで散らかして、そのうえであのシーンを撮ったからすんなりいけたんですよ」と話すと、菅田も「太賀はあの(セットの)部屋で本当に寝て風邪を引くという(笑)。俺もレコーディングとかいろいろ重なって、全然声出てなくて、現場ではカンペに書いて演出していました」と撮影裏話を明かした。

 1人でのシーンも多かった仲野について菅田は、「太賀は同世代で、役者として一番好きな俳優で、作品を見るたびに『こいつすげぇなぁ』って思うんです。そんな太賀から、ああやってセリフを奪い、動きを奪うと映画館はこういう雰囲気になるんだなというのが、役者として楽しくて。普段1人で生活してるとそんなにしゃべることもないじゃないですか。だからそういう映像もいいかなと思って。今、何もしない太賀を見たいなと思ったんですね。何かに集中している横顔が好きなんです。それこそあいつの日々のいいところが撮れた気が勝手にしています」と素直な思いを口にした。
 一方で、石崎からは「僕に関しては、台本を渡されたんですけど、『見ないで』って言われたんですよ。だから、かたくなに見なかった。1ヶ所だけせりふを教えてもらったんだけど、それが『オイッス』だった」と笑うと、山田氏も「『オイッス』の間がヤバいんですよ。もう一回見てほしい」と観客を笑わせた。

 トークセッションの最後には、この曲を作った石崎が「感無量ですね。歌詞の中にある『誰かの愛に変わる日まで』という歌なんですけど、本当にそういうふうになってくるだろうなという感じがして。おかげさまで育ててもらってありがたいなという気持ちでいっぱいです」と感激していた。

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