佐藤寛太、福岡の実家近くで撮影「すごく変な感じがした」
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 俳優の佐藤寛太(劇団EXILE)が7日、福岡市内で11月20日から撮影していたNHK福岡放送局制作の地域ドラマ『となりのマサラ』のクランクアップを迎え、ヒロインの大原梓、カレー店店主役の野間口徹とともに取材に応じた。

【写真】取材に応じる佐藤寛太、大原梓、野間口徹

 同ドラマは、日本でも有数のネパール人コミュニティのある町、福岡市南区を舞台に、孤独を抱えた主人公・沢木達也(佐藤)が、帰省中にネパール人との偶然の出会いをきっかけに、ネパール人コミュニティと交流する中で「共生」の意識が芽生えていくストーリー。福岡で大きなブームとなっている「カレー」も登場し、まさに「スパイシーなドラマ」を描く。

 福岡市出身の佐藤は「今回撮影していた地域が、自分の地元から自転車で行ける範囲のところで、見慣れた町並みで撮影していたので、すごく変な感じがしました。でも、3人(大原と野間口)とも福岡出身ですし、スタッフさんも福岡出身の方が多くて、地元の方言が飛び交っている現場ってなかなかないのですごく落ちつきました」と、撮影を振り返っていた。

 大原は福岡県糸島市出身。昔出会った、失踪したネパール人を探し続けながら、在日外国人との交流イベントを手伝う大学生・篠崎由依を演じた。「私は演技の経験が少なかったので、台本を読むときにちょっと悩むところがありましたが、佐藤さん、野間口さん、監督、スタッフの方々に支えられて、きょう、撮影最後の日を迎えられました。本当にありがとうございます。それと、昨日は地元の糸島で撮影できて、すごくうれしかったです」と、話した。

 ネパール人の妻を持ち、両国の架け橋として活動する神保祐一を演じた野間口(北九州市出身)は「ネパールの出演者のかたが素人の方で、自分が小劇場を始めたときのような、手づくり感がありました。四苦八苦しながら作った部分があるがゆえ、温かい感じにできていると思います。ネパールの方のせりふがある時に、ワンカット長回しをしているシーンがありましたが、4回やって奇跡的にオーケーが出ました」と、裏話を明かしていた。

 ドラマの見どころについて、佐藤は「日本人から見た日本が変わっていくさまと、日本で働く外国人からの目線による、どちらかの一方的ではないストーリーが描かれていると思います。自分は台本を読む前と読んだ後では、(外国人に対する)接し方への考えが少し変わりました。このドラマを観た人にも、そんな思いが伝わればいいなと思います」と、実感を込めて語った。

 大原は「日本に住む外国の方に対して偏見があると思うんですけど、それを考えさせられるようなドラマです。人との出会いが、どれだけ自分の人生に影響があるかというところも、ストーリーの中で描かれていくと思います。そこをぜひ見ていただければと思っています」とアピール。

 野間口は「福岡だけじゃなく、日本がこれから抱えるであろう問題が随所に散りばめられていると思います。そんなに説教臭いドラマではないですけれども、ご覧いただいて、こういう感じになるのかなぁというのをみていただければいいと思います」と話していた。

 同ドラマは、来年2月28日(後7:30)、九州沖縄地方の総合テレビで放送される予定。

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