里見浩太朗、『やすらぎの刻~道』出演 石坂浩二と初共演
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 俳優の里見浩太朗が、テレビ朝日系で放送中の帯ドラマ劇場『やすらぎの刻~道』(月~金 後0:30~0:50/BS朝日 月~金 前7:40~8:00)にゲスト出演することが明らかになった。互いに長いキャリアを誇る石坂浩二とは意外にも初共演。倉本聰作品に出るのは40年ぶりとなり、「この世界で芝居ができて幸せ」と感無量な様子だった。里見が出演する第47週・第232話&第233話は、3月上旬放送予定。

【写真】まるで“二人芝居”のような初共演

 昨年4月にスタートして以来、脚本家・菊村栄(石坂)ら“テレビ人”たちが入居する老人ホーム「やすらぎの郷」の人間模様、そして、根来しの(清野菜名/風吹ジュン)・公平(風間俊介/橋爪功)夫妻の一代記を綴る「道」という2つの世界が絶妙なバランスで描かれてきた本作も大詰め。3月のクライマックスに向け、「やすらぎ」、「道」両パートでそれぞれドラマチックな展開が続く。

 芸歴半世紀を超え、現在も第一線で活躍する里見。倉本作品への出演は、『さよならお竜さん』(1980年、MBS)以来、約40年ぶりだが、この時は本人役かつワンカットのみの登場ということもあり、倉本作品への本格的な出演はこの『やすらぎの刻~道』が初めてともいえる。

 今回、里見は「やすらぎ」パートに登場。シナリオハンティングを兼ねて旅に出た栄が、山梨県の山間の村で出会った男“ニタニ”を演じる。その地の出身で細々と農業を営んでいるというニタニは、自分がかつて住んでいた“限界集落”に栄を案内します。栄が執筆するシナリオ「道」の舞台と同様、昔は養蚕が盛んだったその集落で、栄が見たものとは!? しかも、ニタニはどこか謎めいた雰囲気を漂わせており、その発言で栄を翻ろう。栄とニタニの間に、どんなドラマが生まれるのか。

 里見が出演する2話は、ほぼ栄とニタニのやりとりでストーリーが進んでいくため、石坂と里見は初共演にして、まるで“二人芝居”のようにがっつり組むことに。撮影は山梨県内の山里で行われ、石坂とともに雪の残る集落をしみじみ歩きまわるシーンなどを撮った。スタッフがダウンコートや雪用ブーツで徹底防寒するほどの冷え込みの中、寒さを微塵も感じさせない堂々とした佇まいで長時間のロケをやり遂げた。

 里見は「今回は石坂さんと2人きりでたっぷり2話分、お芝居ができるのが楽しみでした」と、石坂との初共演が実現したうれしさを明かすとともに、「倉本先生の脚本には、僕自身が祖母の暮らす田舎に疎開していたころの生活がそっくりそのまま描かれていたので、喜んで出演させていただきました。まさに自分の子ども時代に入っていくような感覚で、この世界の中でお芝居ができて幸せでした」と“倉本ワールド”を堪能した喜びを語っていた。

 迎えた石坂も「『やすらぎ』シリーズのいちばんいいところは、共演者たちが生きてきた時代がほぼ同じこと。今回、里見さんから疎開のお話をうかがいましたが、私自身も疎開を経験していましたのですぐにその光景が目に浮かびますし、通じあえるんです」と初共演にして共感しあったことを告白。2話分のみのゲストとしての出演に「僕としては、里見さんには入居メンバーとして、ずっと『やすらぎの郷』にいらしてほしかったなぁ。それが残念です!」と名残惜しそうに話していた。

 里見はまた、「『やすらぎ』シリーズの中に首を突っ込むことができて、本当に楽しい。その“楽しそうな里見浩太朗”を、ぜひ見ていただきたいですね!」と、視聴者にメッセージ。「実は、僕が演じた“ニタニ”が、その正体をのぞかせるのは一ヶ所だけ。でも、それすらもジョークかもしれない…。そういう“含み”のあるところこそが、ニタニという男なんだろうなと思って演じました。何が起きるのか、本当に見てのお楽しみ。絶対に面白いですよ!」と茶目っ気たっぷりにPRしていた。

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