【スカーレット】第19週「春は出会いの季節」振り返り
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 NHKで放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(月~土 前8:00 総合ほか)。第19週「春は出会いの季節」(第109回~第114回:2月10日~15日)を振り返る。

【写真】パックをする喜美子とちや子

 昭和54年(1979年)春。京都の美大で陶芸を学ぶことになった武志(伊藤健太郎)。入学式当日、喜美子(戸田恵梨香)はマツ(富田靖子)と共に、武志との時間を名残惜しんで過ごす。心配する喜美子をよそに、武志が「大学中は帰らない」と宣言。喜美子は武志を送り出してから、八郎にこれまでの仕送りのお礼を兼ねて、連絡しようと考える。ちゅうちょしながら電話をかけると、受話器から見知らぬ女性の声が…。声の主は留守番電話の応答メッセージだった。

 久しぶりに母娘4人がそろったある夜、63歳になったマツ(富田靖子)は、「こうやって楽しくおしゃべりしてるうちにゆらっと...」と、"幸せな死に方"について娘たちに話す。そしてその年の夏、マツは喫茶「SUNNY」で望んでいた通りの最期を迎えた。

 マツが亡くなり、喜美子が一人で暮らすようになって3年半が経った頃、八郎(松下洸平)が名古屋から喜美子を訪ねてくる。会うのは10年以上ぶり。ぎこちない二人だったが、武志のことを話していると、八郎は変わらず武志の父親であることを認識する喜美子だった。そして、大学を卒業した武志が信楽に戻ってくる。

 ある晩、武志は喜美子を誘って、初めて親子二人で居酒屋へ。飲み交わしながら、武志は大学時代に知り合った、釉薬を研究する掛井(尾上寛之)を追って、信楽の窯業研究所へ行くことを打ち明ける。さらに、アルバイトをしながら市内で下宿を始めるという。研究所に通いはじめた武志は、事務員の真奈(松田るか)などと出会い、人間関係を広げていく。また、喜美子の幼なじみ、照子(大島優子)の息子・竜也も丸熊陶業を継ぐために窯業研究所で学ぶことになる。

 再び一人暮らしになってしまった喜美子。そこに見知らぬ女性・アンリ(烏丸せつこ)がやってくる。勝手に穴窯を覗くアンリを不審に思い、構える喜美子。アンリは喜美子の自然釉の作品を30万円で売ってほしいと願い出る。売るつもりがない喜美子は100万円でなければ売らないと吹っかけてみるが後日、アンリが現金を持参して…。

 一方、市議会議員になったちや子(水野美紀)が喜美子の家に一晩泊まることに。大阪の荒木荘時代、1足12円のストッキング繕いの内職をしていた自分が、陶芸家となった今、作品に数万円もの値がつくことに違和感を覚えた喜美子は、ちや子に正直な気持ちを話す。ちや子は「大丈夫、喜美ちゃんは喜美ちゃんや」といつものように喜美子を励ますのだった。その夜、美容に興味のなかった2人は初めてパックに挑戦し、楽しいひとときを過ごす。

 喜美子の作品を買いたいと訪ねてきた謎の女性・アンリは、喜美子が法外な値をつけても、現金を持って通い詰め、なかなかあきらめない。喜美子は正直に売るつもりはないと説明。するとアンリは陶器を指でなぞり始め、音楽が聴こえると言い出す。喜美子は奇妙なアンリの行動に戸惑いつつも、明るく天真らんまんな態度にひかれていく。

 彼女の正体は、元女優。大津の紡績会社の令嬢で今は神戸に住んでいるという。ある日、突然、アンリが「すぐ戻る」と告げて出ていったきり、安否不明となり心配する喜美子。数日後、アンリが戻ってくると、思わず安堵して抱きしめてしまう喜美子だった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事