『好きなYouTuberランキング』、ゲーム実況動画も人気の本田翼が首位
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 いまや若者にとって、テレビよりも身近な存在であり、タレント級の認知度もあるYouTuber。小中学生の将来の夢として上位にランクインするほど、憧れの存在でもある。ORICON NEWSでは、世代の異なる男女1000人にアンケート調査を行ない、『好きなYouTuberランキング』を発表。その結果、女優業の傍ら、ゲーム実況動画をアップする【本田翼】が、専業YouTuberを超え1位に輝いた。(チャンネル登録数や再生数は2月17日時点)

【ランキング表】テレビでは聞けない話も暴露…芸人、ママタレ、アスリートなど異業種YouTuberが並んだ総合TOP10

■チャンネル登録数150万人 全世代のゲーム好きが支持

 わずか2回の配信でチャンネル登録数が100万を超えた【本田翼】が10代から50代まで、すべての年代で1位に輝いた。ORICON NEWSに「幼少の頃からゲームと漫画が“心の支え”であり“癒し”でした」と語る本田だけに、趣味が高じてYouTubeに進出。

 YouTubeチャンネル『ほんだのばいく』で、ゲーム『Dead by Daylight(デッド バイ デイライト)』のゲーム実況動画の公開のほか、配信での実況も行なっている。2019年10月22日には、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティーアリーナでYouTubeチャンネル開設1周年記念イベントを開催。全3部あわせて約1万7000人のファンとの交流を楽しんだことも話題に。

 そんな本田は、ドラマやバラエティなどテレビ出演もこなしており、最近はゲーム実況の配信が止まっている。そんな状況にゲーム好きのファンからは不満の声も上がっているほど、更新を楽しみにしているファンが多いようだ。そのため、今回のランキングでも「ゲームに対して素直で熱い思いが感じられるから」(東京都/40代・男性)、「結構マニアック」(埼玉県/50代・男性)というゲーム関連のコメントが多数寄せられている。

 一方、女性からも「綺麗でかわいいし、オタクな所が好き」(鹿児島県/20代・女性)と支持される本田。ドラマのヒロインの傍ら、ゲーム配信を行なうギャップは幅広い世代から人気を集めている。2月3日には、「24万8千2百円を払う日の朝」と題して、出演している『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「ゴチになります」撮影日のメイクアップ動画を公開。2日で250万回視聴を突破し、現在は461万回視聴を超え。本人も「楽しみ方の幅が広がった」と話しており、今後ゲーム以外の配信でYouTubeきっかけの女性支持も期待できそうだ。

■YouTuberの草分け的存在 20代30代から支持

 2位にはヒューマンビートボックスの動画が注目のきっかけとなった【HIKAKIN】(チャンネル登録は796万でダントツ)。商品紹介の動画やゲームの実況動画、プライベート動画でも人気で、子どもからの認知度も高い。

 その知名度からHIKAKINは、エアロスミスやNE-YO、アリアナ・グランデといった海外アーティストとも共演。さらにアーティストとして『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でパフォーマンスを披露したり、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で自宅を公開し、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)の密着取材も受けるなどテレビでも活躍している。

 「人を嫌な気にさせないよね」(大阪府/40代・女性)という意見からも分かるように、HIKAKINは動画の内容だけではなく、好感度の高さも魅力のひとつ。炎上も背中合わせにあるYouTubeながら、「子供が好きでよく見ているため」(栃木県/30代・女性)、「子供が見ていて一緒に見るようになりました」(鹿児島県/20代・女性)という意見からも、親も安心して見られる優良チャンネルだと言える。炎上目的の過激な内容がないところも、HIKAKINの評価が高い理由のひとつかもしれない。世代別では特に20代、30代の支持が多く2位となった。

■一発屋芸人からYouTuberへ 炎上もサプライズもない癒し動画が好感

 チャンネル登録数は60.4万のピン芸人の【ヒロシ】がTOP3入りに。一発屋のイメージが強い彼だが、今ではキャンプ動画が人気を博し、YouTuberとしての認知度が上がっている。『ヒロシちゃんねる』は、趣味のキャンプをただただ楽しんでいる動画をアップ。1人称の視点も多く、自身が映っていないことも多い。

 だが、北欧・フィンランドにまで行き、ステーキを焼くなど日本を飛び出してグローバルに展開。シズル感あふれる料理の数々も食欲をそそる映像となっている。ついには、キャンプ好きが高じて関東近郊に1000坪の山を購入するなど本格的に取り組んでいるヒロシ。

 そんな彼に「ひとりキャンプを見てると癒される」(神奈川県/50代・女性)、「孤独感がいい」(静岡県/50代・男性)とのコメントも多く、ヒロシの動画をきっかけに視聴者はキャンプの魅力にハマっている様子。

 本格派の映像に「見ている人に媚びることなく、黙々とキャンプを勤しむ姿に共感できるし癒されるから」(東京都/30代・女性)との声もあった。

■専業を超える人気、芸人、ママタレ、アスリート…各界からも参入

 【HIKAKIN】のほか、YouTuberを生業としている人のランクインは意外にも【Fischer’s‐フィッシャーズ‐】、【はじめしゃちょー】の2組のみという結果に。男性7人組で音楽活動なども行う6位のFischer’sには、「何をしても面白いから」(広島県/10代・女性)と10代からの支持では2位に。「740人だるまさんが転んだ」で2015年10月ギネス記録を樹立したこともあるはじめしゃちょーは、「面白いしかっこいい」(北海道/40代・女性)と讃えられた。

 ほかは、今トレンドになっている芸能人のランクインが並んだ。芸人だけではなく、【辻希美】(8位)は、ママ視点の内容が人気を集めている。芸能活動しながら4人の子どもを育てる母親のリアルな姿を見られる動画は、「主婦をしながら、参考になることもたくさんあるし微笑ましくて好きだから」(島根県/30代・女性)と好評。ブログは炎上しがちだったが、子育てや主婦のリアルを動画で見ることで、支持率も上がったようだ。

 現役メジャーリーガーの【ダルビッシュ有】も名だたるメンツが並ぶ中でTOP10入り。「野球に関してためになる情報を提供しているから」(東京都/20代・男性)、「しっかりとした専門分野を持ち理論的で支持できる」(東京都/50代・男性)と、決してYouTubeを遊びにしていない真摯な姿勢が票の獲得につながった。

 “専業YouTuber”も数多くいるが、“職業”としてのYouTuberの認知度が上がり、俳優やタレント、アーティストなどの肩書の一つとして「YouTuber」がそこに並ぶ勢いとなっている。それに通じて、タレントや芸人、アイドルも続々参入し、Youtuberで大成するのも狭き門となってきた。9位のダルビッシュ有を筆頭に多業種のYouTuberも増え、江頭2:50がチャンネル開設から9日目で登録者100万人を突破したことも話題に。どれだけインディヴィジュアルな個性を打ち出せるかがYouTuberとしてブレイクするかのカギかもしれない。

【調査概要】
調査時期:2020年1月21日(火)~1月28日(火)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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