フジテレビ発ホラードラマ、ハリウッドリメイクが決定
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 2013年にフジテレビの深夜帯で放送された“CX-horrors”作品『ホラーアクシデンタル』及び、フジテレビが運営する動画配信サービス『FOD』(フジテレビオンデマンド)で配信中『ホラーアクシデンタル2』のハリウッドリメイク版の企画開発が決定。アメリカのショートコンテンツに特化した動画配信サービス『Quibi(クイビ)』にて今後配信されることが23日、わかった。配信時期は調整中。

【写真】米国版の監督・脚本を務めるエヴァン・ドーハティ氏

 『ホラーアクシデンタル』は、フジテレビが深夜帯にて不定期に放送してきたホラードラマシリーズ『CX-horrors』作品の一つ。心霊や祟りといった日本古来のホラーではなく、またゾンビや超常現象といったオカルトとも違い、ありふれた日常生活に潜む恐怖や人間の狂気をスタイリッシュなタッチで描いてきたネオジャパニーズホラーとして深夜放送ながら若い世代から反響を呼んできた。

 監督はネオジャパニーズホラーの第一人者である三木康一郎が担当。三木監督は“人間の心の闇”にフォーカスし、ホラーにありがちな過度な演出はなく、小さな動き、小さな表情の変化と、独特の“間”で作り上げられた世界のホラーを描く。もしかしたら、明日自分の身に起こるかもしれないという身近な感覚と、視聴者に解決できない理屈を超えた後味の悪さを与えてきた。

 今回、同局とアミューズの北米子会社であるアミューズグループUSAが、エグゼクティブプロデューサーとして参加。ハリウッドのメジャースタジオ・テレビネットワーク・制作会社などに、日本発のIPを紹介するJ-CREATIONプロジェクトを通じて、フジテレビは2016年より自社IPのハリウッドリメイク化の交渉や企画開発を積極的に推進してきた。J-CREATIONで実際に製作・配信が決定したのは、今回のリメイクが初めて。

 ハリウッド版ドラマ『ホラーアクシデンタル』の制作を手掛けるのは、MTVネットワーク前社長のヴァン・トフラーが設立し、多彩なハリウッドコンテンツをプロデュースしてきた映像スタジオ『Gunpowder & Sky|ガンパウダー&スカイ』。スタッフとして監督・脚本に映画『スノーホワイト』(2012、出演:チャーリーズ・セロン)、『ダイバージェント』(2014)、『トゥームレイダー』(2018)で脚本として参加したエヴァン・ドーハティーという実力派を迎える。

 日本版ホラーアクシデンタル企画を担当する同局コンテンツ事業室の大辻健一郎氏は「祟りでもゾンビでもスプラッターでもない、独特の世界観を持った東京発の本作が、ハリウッドの実力派クリエイター達によってどのような作品になるのか楽しみです。また、今、アメリカそして世界から耳目を集める新たな動画配信サービスQuibiで配信する作品として着目して頂いたことを光栄に思います」とコメントしている。

 監督・脚本を務めるエヴァン・ドーハティー氏は「フジテレビがプロデュースしたドラマは、ホラーではありがちな手法を一切使わずに、とても不気味でユニークな作品に仕上がっています。このシリーズをアメリカ向けにアダプトできることを光栄に思います。またQuibiは、このような画期的なストーリーテリングに対してこれ以上にないほどぴったりなプラットフォームだと思います」と自信を込めている。

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