「うどんが片方取れてる」…ツラい通勤時間、沖縄へ思いを馳せた男性の悲劇漫画がSNSで話題に
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 自粛期間が空けて徐々に日常が戻りつつあるなかで、働く人々にとってもっとも辛く感じるのが“通勤時間”だろう。長時間の立ちっぱなし、密すぎる人々の距離…その空間をワイヤレスイヤフォンを購入することで、何とか乗り切ろうとした男性の実録漫画がSNSで話題に。「沖縄民謡を聞きながら懸命に時間をつぶした」という男性に起こった悲劇とは? 投稿者のユダメ☆テンプラーさんに話を聞いた。

【漫画】通勤時間に大活躍したワイヤレスイヤフォンが、男性にもたらした悲劇…ほか作者の日常漫画も

■いつの間にか、満員電車が息苦しいものになっていた

 通勤時間がイヤすぎて、ワイヤレスイヤフォン(AirPods)で沖縄民謡を聞きながら出社しているというユダメ☆テンプラーさん。イヤフォンのおかげで通勤中ずっと音楽を聴くことができて、「毎日夢のような生活だった」と振り返る。

「はじめて装着したときの衝撃は、忘れられないものでした。ピュアな音質、耳にフィットする形状…。なによりノイズキャンセリング機能がついているので、これまでのイヤフォンで感じていた耐え難い頭痛も、軽減されたんです」

 最初は平気だと思っていた満員電車。だが、ユダメさんにとっての通勤時間は、いつからか“息苦しさ”を感じるものになったという。

「音楽を聴き始めたのは、気を紛らわせたかったからです。なぜか沖縄民謡を聞いたときに、息苦しさがなくなっていったんです(笑)。いつも灰色の通勤風景だったのに、目をつむると美しい沖縄の風景が思い出されます。万が一車内で隣の人に舌打ちされるようなことがあっても、ノイズキャンセリング機能がついているから、嫌な気持ちになることもないでしょうしね」

■排水溝に落ちたAirPods、回収不可と分かり「しばらく空を眺めていました…」

 お昼を食べにいく道中でもワイヤレスイヤフォンで沖縄民謡を聞いていたというユダメさん。「会社で嫌なことがあっても、俺には沖縄があるんだって思える」と、その存在の大きさがうかがえる。

「沖縄民謡は明るく楽しい気持ちにさせてくれる素晴らしい音楽ですが、最近はハイサイおじさんという有名な沖縄民謡のルーツを知ってしまい、ただ愉快なものとして聞くのではなく、そのバックグランドにも思いを馳せるようになりました」

 お昼を食べる予定の定食屋さんに到着したときに、ユダメさんに悲劇が起こった。ワイヤレスイヤフォンを外そうとした際に手からこぼれ落ちて、片方が排水溝の底に落ちてしまったのだ。漫画では、沖縄と現実の狭間で、何とも言えない虚無の表情を浮かべるユダメさんの姿が描かれている。

「排水溝の中が流れるドブだと確認し、回収が不可能だとわかった瞬間、心が虚無になり、しばらく空を眺めました。イヤフォンには外部の音を取り込む機能もあって、実際は外す必要がなかったのかもしれません。でも、イヤフォンを付けたまま食事をすると怒られてしまう可能性がある食事処をたまたまチョイスしていた。その選択を間違えたために、今回の悲しい事件が起こってしまいました」

 AirPodsを無くした場合、公式ストアでの有償交換ができる。ユダメさんはこの制度を利用して、現在は落としてしまったイヤフォンを取り戻すことができたという。

「値段は1万円でした。皆様はそんなことがないようお気をつけて…。今回は日常の出来事を実録漫画として投稿しましたが、普段は創作の漫画を描いてます。引き続きこのスタンスをくずさないように発信していきます」

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