「全オタク界共通」「わかりみが深い!」…コロナ以前“ライブに行けた日常”描くイラストに共感の声
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 新型コロナウイルスの影響は収まらず、いまだ音楽イベントやライブ再開の目途が立たない現在。そんな中、しずかさん(@shizukatou22)がTwitterに投稿したライブの再開を願うイラストに大きな反響が集まった。応援するグループやジャンルはそれぞれでも、かつての日常が戻ることを願う気持ちは一緒。しずかさんに、反響への思いを聞いた。

【画像】「共感しかない!」前日の夜は必ずアレ…各ジャンルのオタ絶賛、ライブにまつわるレポ漫画も

■“ライブに行けた日常”描いたイラストに22万いいね、ジャンルを超えた共感集まる

 しずかさんは、Twitterなどで女の子イラストをメインに描くイラストレーター。ジャニーズファン歴10数年、BOYS AND MENファン歴2年半ということで、ときにはライブに参戦した際のレポート漫画も描いている。今回は、会場に行くまでのドキドキ感や終わった後の充実感などをイラストで表現し、『はやく帰ってこないかな』とのコメントをつけてアップ。22.5万いいねを集め、多くの人たちが共感する形になった。

――『はやく帰ってこないかな』というイラストを描いたきっかけを教えてください。

【しずかさん】ふと思い立った、というのが正しい表現かと思います。お皿を洗っている最中に、ライブがなくなったことでどんどん過去になってしまう思い出をすくい上げて留めておきたいと突然思って、1時間ほどで描き上げました。もともと名古屋を拠点に活動している某グループを応援していたときに、握手会のレポート漫画をよく描いていて。出来事をすぐに絵に起こすクセがあるので、ごく自然な流れで描きました。

――とても多くの共感の声が集まりましたね。

【しずかさん】正直、こんなにもたくさんの方が見てくださるとは思っていなくて。応援しているグループやジャンルも関係なく、コメントをいただいたので驚きました。引用RTで過去のライブ体験を教えてくださる方もたくさんいて、それを見て、また楽しかった出来事を思い出したりすることができました。「私一人だけが寂しい思いをしているわけじゃないんだ」と励まされて、すごくありがたかったです。

――しずかさんにとって、ライブやそれに参加した日々とは?

【しずかさん】私の日常に当たり前にあるもので、当たり前になくてはならないものです。ライブでの非日常体験も、遠くの会場に行ったときにその地を観光することも、ライブ後に姉や友人と飲むお酒も、何もかも当たり前に私の日常を彩ってくれるものです。

――それを「ライブあるある」として描く面白さは?

【しずかさん】イラストを見た方から、「わかる!」というお声をいただけることはもちろん、描きながら姉や友人との会話を思い出すことができるのが楽しいです。楽しかった記憶の複製としての役割があります。

――同じようにライブ再開を待つ人たちに、伝えたいメッセージはありますか?

【しずかさん】私のツイートが、“同じ思いを持つ仲間がこんなにたくさんいる”という証明になったと思っています。大好きなことを奪われてつらい日々が続きますが、みんなで一緒に乗り越えていくと思うと、少しラクになれるかなと思います。頑張りましょう!

――ライブをしたくてもできない、アーティストや主催者側への思いはありますか?

【しずかさん】どのアーティストさんも主催者の皆様も、全力でライブやグループを守ろうとしてくださっていて、ただの受け手の一人ではありますが、感謝の気持ちでいっぱいです。簡単に「負けないで!」なんて言えませんが、私は日常にエンタテインメントが戻ることを心から待ち望んでいます。

■「楽しかった思い出が、1日でも早く更新できることを心から願って」

幼い頃から絵が好きで、少女漫画家を目指して『小学生まんが大賞』に応募していたというしずかさん。その後も自分の作品で仕事をすることを目標に勉強を続け、大学では彫刻を専攻して立体造形や空間についての勉強を現在進行形で行っている。「ピンク色をメインに女の子を描くイラストスタイルに落ち着いたのはつい最近のこと。『好き』の思いを爆発させて描くようにしたところ、たくさんの人に見ていただけるようになりました」とのこと。しずかさんのTwitterでは、様々な可愛らしい作品を見ることができる。

――イラストを描く上で大切にしていることはなんでしょう?

【しずかさん】女の子のイラストを描くときは、メインにピンク色を使っていることもあって「可愛い」だけの絵に寄りがちなので、表情の強さや動きの強さで「可愛いしカッコイイ」「可愛いし強い」という、可愛いだけで終わらない絵作りをするのを目標にしています。レポート漫画を描くときは、なるべく多くの人にあてはまるようにすることに気をつけています。今回の『はやく帰ってこないかな』でも、なるべく多くの人が共感できそうな場面を選ぶことを心掛けました。また、場面数を限定することで、その絵と絵の間の描かれていない場面を想像してもらえるようにしています。

――なるほど。多くの作品をSNSで発表していますが、メリットやデメリットを感じることはありますか?

【しずかさん】メリットは、やはりたくさんの人に見ていただけることだと思います。日常で友人に見せるのとは数が圧倒的に違うので。デメリットは、作品がどこにいってしまうかわからないことです。たくさんの人に見ていただけるからこそ、転載や複製の不安はゼロではありません。

――ライブに行けないこと以外にも、コロナの影響で不便を感じたことは?

【しずかさん】基本的にインドアなので、ずっと家で絵を描いているか、粘土を触って過ごしています…(笑)。友人とオンライン飲み会をしたり、「ドラフト会議」と称して理想のアイドルグループを作る会議をするのが自粛期間中の楽しみでした。

――最後に、伝えておきたいメッセージがあれば!

【しずかさん】皆さんの楽しかった思い出が、1日でも早く更新できることを心から願っています。私自身は絶賛お仕事募集中なので、企業様も個人様もいつでも何でもお声掛けいただけましたら幸いです!(笑)。

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