“くびれ”企画が大反響の安倍乙、不安とプレッシャーはねのけ「正統派」より「さらけ出す」勇気
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 6月初旬、バラエティ番組『それって!?実際どうなの課』(毎週水曜 後11:59 中京テレビ・日本テレビ系)に出演し、話題を集めた女優・安倍乙。グラビアでも活躍するのに“くびれ”がなく、1週間フラフープを回し続ける企画に挑戦し、ひたむきな頑張りと赤裸々な姿を見せた。放送は大きな反響を呼び、彼女のフォロワーは10万人を超えたという。秋元康氏がプロデュースする『劇団4ドル50セント』に所属する女優でありながら、同番組ほか『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)等でも爪あとを残す彼女は、現在の自分をどうとらえているのか? 当初、「石原さとみ似」と言われたときの思いも語った。

【写真】「“くびれ”はどこいった⁉」フラフープ挑戦前、ふんわりボディの安倍乙

■「番組を観た人が幻滅するんじゃないか…」、そんな不安をよそに大反響

――バラエティ番組『それって!?実際どうなの課』に出演されたあと、Instagramのフォロワー数が10万人に達するなど大きな反響を呼びましたが、ご自身ではいかがでしたか?

【安倍乙】一気に100件ぐらいリプライが来て。そこまでの反響は初めてだったので、ビックリしました! 通知をオンにしたままだったので、しばらくの間、ひっきりなしに鳴っていて、さすがに途中でオフにしました(笑)。

――“1週間フラフープをやり続けたらどこまでくびれができるのか”という企画でしたが、最初に聞いたときはどう思いましたか? 

【安倍乙】芸能人はスタイルが良くて、ウエストもキュッとくびれているというイメージを持っている人が多いぶん、正直、最初はマイナスに捉える人が多いんじゃないか…と不安があったんです。私のInstagramでも、自分で「これはイケてる!」と思った選りすぐりの写真ばかりを載せていたので(笑)、番組を観た人が幻滅するんじゃないか、実はこんな子だったんだって現実を知ってショックを受けたらどうしようと、番組が始まる前は心配で仕方なかったんです。

――でも実際は…。

【安倍乙】はい! 番組が終わったらすごく温かいコメントが多くて、この企画に挑戦して良かったなって思いました。以前は、グラビアを見てくださる男性ファンの方が多かったんですが、お子さんがいる30代の主婦の方から「娘のように感じて、頑張ってほしいと思いました」というコメントを頂いたり、女性の方からの反響も多くて嬉しかったです。

――ひたむきに頑張る姿に胸を打たれた方が多かったと思いますが、そのぶん、収録中は大変だったのでは?

【安倍乙】すごく大変でした(笑)。正直言うと逃げ出したくなる瞬間もあったんですけど、「せっかく番組に呼んでいただいたからには成果を出さなきゃ!」と自分に言い聞かせながら、必死に頑張りました。実生活で1日中フラフープを回し続けることはないので、朝から晩まで本当に回し続けられるのか、体力が持たなくて途中で挫折することになったらどうしようかという不安もありましたが、「もうやるしかない!」と覚悟を決めて。ひたすらフラフープを回し続けたら、あっという間に1週間が過ぎましたね。

――安倍さんの頑張りに反して、予想外の結果となってしまいましたが。

【安倍乙】ウエストのサイズが1センチしか減ってなくて、しかも、途中で増えることもあって…。めちゃくちゃショックだったんですけど、1週間を乗り越えたことで自信がつきました。それまでは、「何をしても自分はどうせ…」ってネガティブになりがちだったのが、結果はどうであれ、「これだけ頑張れたんだから、何をしても大丈夫!」というポジティブなマインドに変わりましたね。

――途中、便秘の話を赤裸々に明かしていましたが、そこまでさらけ出すのに抵抗はなかった?

【安倍乙】ちゃんとリアルを伝えなきゃいけないと思ったし、変に言い訳してもダサいなと思ったんです。

――同じ悩みを持つ女性が多いだけに、共感した人も多いと思います。そして、7月8日には同番組に2回目の出演が決定(中京テレビ・日本テレビ系 後11:59~)。今回の撮影はいかがでしたか?

【安倍乙】前回はフラフープのみだったんですが、今回はさらに、くびれに効果的と言われているものを追加してトライしたんです。新しいメニューが想像以上にキツくて大変だったのはもちろん、2回目だから絶対に成果を出さないといけないという焦りも、前回以上にあって…。感情が溢れ出してしまう場面もありました。前回、生瀬勝久さんが「1週間やったことに意味がある」と言ってくださって、その言葉にすごく勇気づけられたんですけど、今回もまた感動してくださると嬉しいなと思います(笑)。ぜひみなさんも期待していてほしいです。

――ひとつのことに一生懸命打ち込む姿は、人の心を動かしますよね。

【安倍乙】観てくださった方が、「自分もあきらめずに頑張ろう!」と思ってもらえたら嬉しいです。

――安倍さんは現在、『劇団4ドル50セント』に所属しながら、多方面で活躍。とはいえ、ここに至るまでは何度もオーディションに落ちたり、夢をあきらめそうになる瞬間もあったとか。

【安倍乙】たくさんありました。これからもきっとそういう瞬間が訪れることがあると思うけど、今回の番組を通して精神的にも成長できたことで、「絶対に乗り越えられる!」という自信につながりました。

――劇団、ドラマ、バラエティ、グラビアなど幅広く活躍していますが、これまでの活動を振り返ってみると?

【安倍乙】もともと「いつか朝ドラに出たい」と思っていましたし、「女優として正統派でやっていくのかな」と最初は思っていたんですけど(笑)。ラジオで共演させていただいた加藤浩次さんに、「さらけ出すほうが向いている」と言っていただき、そこから気持ちが切り替わったんです。自分の思っていることをどんどん発信していこうと吹っ切れるようになり、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などにも出演させていただきました。

――そんな経緯があったんですね。

【安倍乙】はい。一時は、「女優の仕事よりバラエティとかグラビアに寄りすぎなんじゃ…?」 とも思ったけど、加藤さんに「若い頃はなんでもやったほうがいい!」と言っていただけて。確かに、バラエティから立派な女優さんになられている方もいるし、今はとにかくいろんなことにチャレンジして、経験を積んでいきたいなと思っています。

■“石原さとみ似”と話題になった当初、「逆に自分の個性をしっかり磨いていこう」

――当初、「石原さとみさんに似ている」と言われることも多かったと思いますが、ご自身ではどう思っていたんですか?

【安倍乙】女優さんとしてもひとりの女性としても尊敬している素晴らしい方なので、もちろんうれしいですし、光栄だと思っていました。ただ、石原さとみさんは石原さとみさんだし、自分は自分だし…。まったく違う人間なので、「○○に似ている女優」ではなく、“安倍乙”個人として認識してほしいという思いがありましたね。だから、似ていると言われることで、逆に自分の個性をしっかり磨いていこうという気持ちが強くなりました。

――今後、女優として目指すところとは?

【安倍乙】今回の番組でもそうだったんですけど、私は喜怒哀楽が激しくて、それが良くも悪くも顔に出やすくて。負けず嫌いだし、『ロンハー』のときみたいに、悔しいという感情が涙として溢れ出してしまうんです。でも、自分を取り繕うよりも感情をむき出しにすることが演技にも通じると思ったので、いろんな役に挑戦してどんどん自分の殻を破っていきたいと思います。

――演じてみたい役柄などはありますか?

【安倍乙】アルゼンチンの映画で『永遠に僕のもの』という作品があって。主人公はサイコパスで、いろいろと問題を抱えているんですけど、ぜひそういう特殊な役をやってみたいです。

――演技をするときは役柄に入り込むタイプ? それとも切り替えられるタイプ?

【安倍乙】切り替えられるタイプですね。役柄に引っ張られるようなことがないですし、演技でネガティブな感情になったとしても、ポジティブな映画を観たりして、自分で切り替えるようにしています。

――最後に読者にメッセージをお願いします。

【安倍乙】みなさんと一緒に頑張れるような、親近感を感じられる存在になりたいです。私を見てくれた方の背中を少しでも押せたり、勇気づけられたらいいなと思います!

(文:星野彩乃)

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