愛らしくて人気上昇中 ハリネズミの世話のポイント
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 ヨーロッパでは、「幸運のシンボル」とも呼ばれて親しまれているハリネズミ。最近では、日本でもペットとして人気を集めている。ハリネズミを飼うにあたって、正しい知識と理解のもと、責任を持って最後まで飼うために注意すべきポイントなどを紹介する。

エサや散歩で悩まない。一人暮らしでも飼いやすいペットとは?

 ハリネズミは繊細でストレスを受けやすいため、原則として1匹で飼う単独飼育となる。夜行性で昼間は寝ていることが多く、野生のハリネズミは冬眠するが、ペットの場合、冬眠は禁物だ。体長は大きくても20cmほどまで成長し、寿命は5年から10年ほどといわれている。個体差はあるが、人には「懐く」のではなく「慣れる」程度なので、最初から頻繁に触れるのではなく、だんだんと慣れさせていくことがポイントだ。

■事前に準備しておくもの

・ケージ…なるべく広い面積の物がおすすめ。風通しや保温性も考慮しよう。
・寝床用の小屋…ハリネズミの体が伸ばせる大きさの物を選ぼう。
・床材…消臭効果のある、歩きやすいタイプがおすすめだ。
・回し車…運動不足解消のために設置する。
・温度管理用のサーモスタットやペット用ヒーター…特に冬場の温度調節のために必要だ。
・水用ボトル・エサ箱…食事関連の容器も必要だ。
・エサ…専用のペットフード等を用意する

 エサは基本的にハリネズミ専用のペットフードを与える。ペットフードは栄養バランスも考慮されているため、主食となるようにしよう。

 しかし、ハリネズミは偏食しがちという特徴があるため、ずっと同じエサを与え続けていると食べなくなってしまうことがある。そのため、何種類かのペットフードをランダムに与えたり、フェレット用のペットフードやキャットフードなどを混ぜて与えたりすることが偏食を防ぐポイントとなる。

 そのほか、野菜やミールワーム、コオロギなどを好んで食べる。メインにはせず、あくまで副菜やおやつとして与えるようにしよう。

■ハリネズミがかかりやすい病気

 ハリネズミがかかりやすい病気として、皮膚病である「ダニ症」がある。ダニが寄生しているハリネズミと接触したり、床材から感染したりする。別の個体といっしょに飼育されていたハリネズミは、感染している可能性もあるため、購入してすぐに獣医に診てもらうことをおすすめする。

 また、ハリネズミは高齢になると腫瘍ができやすく、その多くが悪性(ガン)だ。ほかにも、まだ原因や治療法が明確になっていない「ハリネズミふらつき症候群」という、ペットのハリネズミ特有の病気もある。

 いずれの病気も、日々の健康管理や衛生的な環境、エサの配慮、運動不足解消、ストレスのない接し方などが予防策となる。通院費や治療費の負担が大きくならないように、ペット保険への加入を検討しよう。

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