伊東歌詞太郎、波乱の半生つづったエッセイ「ただただ笑ってもらえたら」
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 歌い手・シンガーソングライターの伊東歌詞太郎が5日、エッセイ『僕たちに似合う世界』(KADOKAWA)出版記念のオンライントークイベントとオンライン囲み取材に出席した。

【写真】中村航氏とトークショーに臨んだ伊東歌詞太郎

 力強く凛とした歌声でネット動画の“希代の歌い手”として登場し、動画総再生数は8000万回、総SNSフォロワーは100万人を超える伊東。一方、執筆業でも才能を発揮し、2018年には初の小説『家庭教室』を出版している。今作は伊東にとって初のエッセイであり、いじめや、突然の一家離散、幼いころからの夢などをつづった自伝的内容となっている。

 自身について赤裸々に語った今作について「性格上、過去を省みることっていうのがなかったんですよ。なので強制的に自分の人生を振り返ってみたらすごく新鮮だったんです。自分ではなくて、まるで他人を見ているような初めての経験で、“(自分て)頭悪いな”って思ったんです(笑)。考える前にまず一歩踏み出してしまって、それで大失敗をたくさんしているから。『もうちょっと考えろよ~』って自分が面白くなっちゃって」と自分を俯瞰する良い機会になったと振り返った。

 波乱の半生をつづったが、悲壮感はなく、読者にはとにかく笑い飛ばしてもらいたいと話す。「この本で誰かを導きたいということは全くなくて、単純に人の失敗談ていうのは面白くて笑える。例えば失恋をした直後でも笑えればプラスになるし、幸せな時でも、普通に日常を生きてる時でも、“笑うこと”はいかなる状況の人間においてもプラスになると思っている」と考えを述べ、「なので、誰かに『こんな生き方があるぜ』とか『いじめられてる人の助けに』とかそんなことは一切考えてなくて、ただただ笑ってもらえたらうれしいです」とあくまで“笑い”の力で役に立てることを望んでいた。

 トークショーには作家の中村航氏も登壇した。

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