kemio、高校生たちの発表に感心 社会問題解決へ助言「できることからやることが大きな変化に」
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 モデルや歌手、クリエイターと幅広く活動するkemioが24日、オンラインで行われた文科省・トビタテ!留学JAPAN『せかい部×SDGs探究成果報告イベント with kemio』に出席。2020年トビタテ公式サポーターでもあるkemioが高校生たちの発表に耳を傾け、自身の経験を基にアドバイスした。

【画像】オンラインイベントの記念撮影でポーズをとるkemio

 文部科学省が官民協働で取り組む留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」では、社会課題についてグローバルな視点から学びたい高校生のため、プロジェクト「#せかい部×SDGs探究」をスタートした。同プロジェクトは、コロナ禍で人の移動が制限される状況下でも高校生が世界に関心を寄せ、海外で学ぶ目的意識を育むきっかけになることを期待し、留学啓発事業の一環として行うというもの。

 全国の高校生から約400人の応募があり、45都道府県から約170人のレポーターを選抜。昨年10月~11月まで、SDGs(国連が掲げる持続可能な開発目標)に関連する5つのテーマについて28のプログラムを通じて学び、レポートを発信してきた。このイベントでは、特に優れたレポート活動をしたべストレポーター5人が、学びの成果について世界を舞台に活躍するkemioに語る内容となっている。

 イベントでは、ベストレポーター5人が「ジェンダー平等の実現」「気候変動に対策を」などをテーマに発表した。広島・福山暁の星女子中学・高等学校5年の川西満葉さんは「貧困をなくそう」というテーマでプレゼン。子供の貧困の割合は7人に1人とし、「貧困は社会の構造の欠陥によって生み出され、個人ではなく社会に責任がある」と指摘した。また、貧困問題を解決するため、寄付型自動販売機で飲み物を買う、子供服を売るなら買取金額が基金に寄付されるところに送ることを提案した。

 kemioは「すごく勉強になりました。7人に1人という具体的な数字を見て、『そういうことが起きてるんだ』という気づきになった」と率直な思いを語った。「貧困になった人は個人の問題だと考えるような習慣もあったりすると思う。でも個人の責任ではなく、社会の仕組みのせいだと考えている」とうなずき、川西さんの提言について「お店や団体によっては、売上の何%を寄付すると積極的に行うところも増えてきた。消費者もそういうのを積極的に選んで買い物して、できることからやっていくことが大きな変化になるのかなと感じた」と意見を述べた。

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