奥仲麻琴×岐洲匠、ピンチに撮影現場は一致団結 ドラマ「ももあん」インタビュー
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ABCテレビ(関西)で放送中のドラマ+『ももいろ あんずいろ さくらいろ』。ちょっとHで甘酸っぱい“ももキュン”ラブストーリーが話題の本作でダブル主演を務める奥仲麻琴と岐洲匠にインタビューを実施。コロナ禍の困難な状況下での撮影だったからこそ、「スタッフ・キャストが一致団結して作品を作り上げることができた」と語っている。

【場面写真】『ももいろ あんずいろ さくらいろ』第1話より

 主人公の杏(あんず/奥仲)は、飲み過ぎて嘔吐しているところを見知らぬイケメンに見られてしまう。その翌日、会社で新入社員として紹介されたのが、昨日のイケメン・哲也(岐洲)だった。綺麗な顔とは裏腹に、年下のクセにため口をきいてくる上に、強引に杏に迫る哲也。だが、同僚で親友の有香(鈴木ゆうか)が哲也狙いだと知ると…。さらに、もう1人の新入社員、翔(中原弘貴)まで杏に好意を抱き…。四角関係がこじれていく。

 新型コロナウイルスの流行の影響で、クランクイン直前にキャストの交代を余儀なくされた本作。急きょ、主人公・杏(あんず)役を演じることになった奥仲は、連続ドラマの主演も初めてだったこともあり、「不安で仕方なかった」と打ち明けた。

【奥仲】本当に急きょ出演が決まり、撮影に入るまで時間がなかったので、最初はとにかく不安でした。怖くて怖くて仕方なくて(笑)。そういう不安が、ダダ漏れでしたよね?

【岐洲】ダダ漏れでした(笑)。撮影初日、僕が発したせりふは、道端で嘔吐している杏に「おい!」と声をかける、そのひと言だけだったのですが、奥仲さんは初日から親友とバチバチするシーンもあって、大変だったと思います。外ロケだったのですが、寒さのせいか、緊張のせいか、その両方なのか、震えていました。

【奥仲】ハハハ(笑)。現場に入ったら、もちろん不安はあったんですけど、「やるしかない」と気持ちを強く持って、あとはもう夢中でした。岐洲さんをはじめ共演者の方々やスタッフの皆さんに支えていただいて、杏を演じることができたんだな、と感謝の気持ちでいっぱいです。

【岐洲】今回の現場はすごく一致団結していて、楽しかったです。みんなが、みんなのために全力でサポートし合っていました。すごくあたたかい現場だったと思います。

■岐洲匠を変えたかけがえない作品とは?

 奥仲は『仮面ライダーウィザード』(2012年)にヒロイン・コヨミ役で出演。岐洲は『宇宙戦隊キュウレンジャー』(17年)で主演を務めていた。同じ特撮ヒーロー作品の出演者同士、共通の話題があったこともプラスに働いたという。

【岐洲】作品は違いますが、監督やカメラマンの方が共通していたので、「当時は怖かった」とか、「朝めっちゃ早かったよね」とか。

【奥仲】『仮面ライダーオーズ/〇〇〇』(10年)のヒロイン役だった高田里穂さん(杏の恋のライバルとなる円山環役で出演)ともよくおはなししていました。

【岐洲】小田井(涼平)さんも『仮面ライダー龍騎』(02年)に出演されていたので、特撮経験者が多い現場でしたね。翔役の中原くんは、初めて顔合わせした時に「キュウレンジャー全部見ていました」と言ってくれて、「いい子だな」と思った第一印象のまま、ずっといい子でした(笑)。

 僕は、『キュウレンジャー』で宇宙で一番ラッキーな男、ラッキーを演じたんですが、その役を通して、僕自身も明るい性格になれたというか、人見知りするせいで、第一印象で陰キャに思われがちだったのが、本当の自分を表に出せるようになった、かけがえない作品になったな、と思っています。

■奥仲麻琴は年に一回爆発する!?

 本作で、奥仲が演じるのは、面倒見がよく、明るい世話焼きな良い子ちゃん。一方、岐洲はクール&セクシーに会社の先輩女子を翻弄するちょっとイケナイ新入社員役。撮影現場を思い返しながら話す様子から、とてもいい雰囲気の現場だったことがよく伝わってきた。

――原作漫画の感想は?

【奥仲】お話の展開の速さに驚きましたが、女性の心理というか、共感できるところがたくさんあって、あっという間に読み切ってしまいました。

【岐洲】確かに展開は早いけど、僕は一気に読むことができませんでした。全3巻なんですが、女性向けの漫画って初めてだったんです。正直、衝撃的で。刺激が強いシーンが多くて、その印象しか残らないんじゃないかと思ったので、少し時間を置きながら、2日かけて読みました。すごいな、すごいな、とずっと思っていました。新しい扉を開いた感じでした。

――それぞれ演じるキャラクターについては?

【奥仲】友達を大事にしたいという気持ちも本当だし、自分の気持ちもあるし、うまく立ち回れない不器用な杏のかわいらしさ、愛おしさを表現できればいいなって思っていました。私も杏とおなじ選択をしちゃうかもな、友達を優先して本音が言えないところが似ているな、と思えるところもありました。

【岐洲】本音をがまんしていると、時々爆発しそうにならない?

【奥仲】1年に1回あるんですど…、年末にくるんです(笑)。

【岐洲】年末にくるんだ。わからないでもない。僕もたまに実家帰ると爆発する(笑)。

【奥仲】するよね。

【岐洲匠】するする。

【奥仲】今年は年明けだったんですけど、駅伝を見ながら…

【岐洲】どういう状況? 誰と?

【奥仲】父とけんかしていました(笑)

【岐洲】(爆笑)。僕が演じた哲也は、前半はかなり感じ悪いと思うんです。こいつヤバくない? ウザくない?と、視聴者を勘違いさせるくらい尖ったイメージを意識して演じました。後半からラストに向かって、その尖り具合がどう変わっていくかが見どころだと思います。

――視聴者にメッセージをお願いします。

【奥仲】4人を中心に、バチバチした恋模様や、グチャグチャした感情もさらけ出していく姿を見ても、人を好きになるっていいな、と思ってもらえたらうれしいです。ドラマも展開が早いので見逃さないでください。

【岐洲】ちょっと危険を感じるくらい勢いのあるラブストーリーなので、なんなら深呼吸して、呼吸を整えてから見た方がいいかもしれないですね。全6話の中に、本当にいろんな感情がギュッと詰め込まれています。

■放送情報
ABCテレビ 2月21日スタート、毎週日曜 後11:55~
テレビ神奈川 3月2日スタート、毎週火曜 後11:00~
※ABCテレビでの放送後、TELASAで見放題独占配信。TVer、GYAO!にて見逃し配信あり。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事