ヒューマン中村『R-1ぐらんぷりクラシック』初代MVP 賞金50万円は「生きるために使う」
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 ピン芸人のヒューマン中村が、6日に開催された芸歴11年以上の芸人たちが出演するひとり芸のイベント『R-1ぐらんぷりクラシック~集え!歴戦の勇士たち~』で初代MVP(エム・ブイ・ピン)に輝き優勝。大会後には、オンラインの囲み取材であらためて喜びを語り「『R-1』はこれで一区切り。ネタをずっとやり続けたくて、単独ライブで大きい箱を満席にできるようにしたい」と次へ目標を立てた。

【写真】目標とトロフィーを手にニッコリ笑顔のヒューマン中村

 大きな舞台に立ちたいと語った中村は「そのためにもこの賞は必要だったのかなと思うんです。後輩が『オンラインチケット1000枚売れました』と言ってきても、自分は100人も埋まらへん。みじめな思いをめっちゃしてきたんですよね」と悔しい思いの連続だったという。

 さらに「『R-1』をずっと追いかけてきて、目標がなくなって途方にくれていたと思ったら、今回の大会をやってくれた。それだけでもうれしいし、(賞金の)50万円が本当にうれしい。くすぶっている芸人に50万円は重いですよ」と笑顔。

 賞金の使い道を聞かれると「安心したかった(笑)」といい「リアルな話、コロナで仕事が減っていて、第7世代のブームにも乗り遅れて、月の仕事も10個もいかないくらい。生きるために必要だったので、優勝賞金で何かを買う余裕はないです」と現在の状況を明かす。それでも「こんなご時世ですが、落ち着いたら後輩たちに出したいなとは思います」と先輩としての優しさも見せていた。

 2002年から行われている史上最大の“ひとり芸日本一決定戦”『R-1ぐらんぷり』が、今回からロゴを一新し、タイトルも『R-1グランプリ』へと変更して3月7日に実施。『R-1ぐらんぷりクラシック』は、「芸歴10年以内」という参加規定の変更により、出場資格がなくなってしまった芸歴11年以上の芸人たちが出演するイベントとして開催された。

 また、過去18回開催してきた『R-1ぐらんぷり』の中で、これまで準決勝以上に進出した実績があることが条件で、芸歴11年以上の芸人35人が出演。会場の客席審査により、この日1番面白かった「MVP」が決定した。

■出演者35人一覧
アポロン高佐(ザ・ギース高佐)、ウエストランド井口、大谷健太、おぐ、オジンオズボーン篠宮、かたつむり林、桂三度、祇園木崎、くまだまさし、クロスバー直撃 前野、サイクロンZ、SAKURAI、サンシャイン池崎、Gたかし、シオマリアッチ、シャカ大熊、スギタヒロシ、鈴木ララバイ、セルライトスパ大須賀、タイガー福田(超新塾)、ダイス、代走みつくに、チャド・マレーン、中山功太、パタパタママ木下、ハッピーエンドゆずき、ヒューマン中村、街裏ぴんく、松本りんす、メルヘン須長、モグライダー芝、守谷日和、山本俊治、弓川信男、ユリオカ超特Q

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