日比美思、念願の時代劇出演で喜び「願掛けでピアスを開けないで…」 きっかけは『水戸黄門』?
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 上演中の舞台『陽だまりの樹』に出演する女優の日比美思。ジャニーズJr.の人気グループ・7 MEN 侍の菅田琳寧が舞台初主演を務める作品で、二人の男性から思いを寄せられる役どころを演じる。そんな日比に作品への思いや初の和装の感想などを聞いた。

【写真】スラリとした完璧スタイルの日比美思

■初の時代劇に感激 願掛けでピアス開けず「やっとです!」

 漫画家・手塚治虫さんの不朽の名作をもとにした今作。ちゃらんぽらんな性格で酒好き・女好きだが医師として情熱に富み、優れた技術を持つ手塚良庵(菅田)と、剣の才能に恵まれ正義感が強く直情型の下級武士・伊武谷万二郎(早乙女友貴)の二人が、幕末というドラマチックな時代を背景に、時には恋敵となり、時には友情を結び、時代の荒波に揉まれながら、信じる道を描く。

 日比が演じるのは住職の娘・おせき。自然をこよなく愛し、平和な世の中をひたすらに望んでる。両極端な良庵と万二郎という二人の男性からの求愛に悩むことに。そしておせきが導きだした答えは…。

――『陽だまりの樹』は、どのような作品ですか。

【日比】幕末の物語です。菅田さん演じる手塚良庵が、まだ認められていない医術で救える患者を救いたい、と奔走します。政もひっちゃかめっちゃか。いろいろな試練が降りかかる中で、それを乗り越えて、最後に手塚良庵は何を選択するのか。時代モノではあるんですけど、殺陣や歌も織り交ぜていて、すごくエンターテインメントな作品。何より主役の手塚良庵に共感しやすい作品で、楽しく、わかりやすくみられる舞台だと思います。

――日比さんは、両極端な良庵と万二郎という二人の男性からの求愛に悩むことになるおせきを演じます。

【日比】手塚良庵と伊武谷万二郎の二人から思われなくちゃいけない。おしとやかで一歩下がっているけど、凛としている。魅力的な女性を演じられるように頑張らなくちゃと、毎日けいこで思っていました(笑)。なにより、おせきさんは恋をすると、かわいくなる。おっちょこちょいになったり、そんなところがステキだなと思いました。

――舞台では和装を披露しています。

【日比】おけいこも浴衣でしていて、自分で着ていました。今までは、お母さんだったり、スタッフさんに着させてもらっていました。自分で着ることができるとレベルアップした気持ちになって、うれしいです(笑)。

――和装で気をつけていることはありますか?

【日比】所作は小股で内股。たもとを気にして、すって歩くような感じですかね。美しく見せるための所作が多いので最初は苦戦しましたが、大先輩の皆様に教えてもらいました。

――日比さんにとって初の時代劇となります。

【日比】役者のお仕事を初めてから、ずっと時代劇に出演したかったんです。願掛けでピアスを開けないでおこうと決めていたりしました。やっとです!

――そうだったんですね。時代劇が好きになったきっかけは?

【日比】なんでですかね?(笑)。でも、もともと時代劇の映画やドラマを見るのは好きでした。小学校のころは家に帰ると、ちょうど『水戸黄門』の時間で、体育座りしながら毎日見てました。それも影響があるんですかね。

――ご自身の和装を見ていかがでしたか?

【日比】すごくうれしいです。お着物もかわいいですし、どんどんキレイな色が重なっていって、ステキなんです。お母さんに見せたら「よかったね」と言われました。

■デジタル写真展を開催 被写体を1年続けて気付いたこと

――昨年の夏から四季を題材にしたデジタル写真展『みことの写真展』を開催しています。

【日比】今は、こういうご時世で自由にできたこともできなくなってしまいました。見えない大きい波に飲まれて強制的に立ち止まらないといけなくなって…。何より、季節を感じることが少なくなってしまった。私の夢の中には写真展を開催したいというのがありまあって、だったら私の写真展を見てくださる方と一緒に季節を感じられるような写真展ができないかなと思って開催しました。実際の写真展に先駆けて、オンライン写真展をやって、それは自分の手元で見られる写真展になります。思っていた以上に、すごく皆様から反応がありました。「ステキだね」と言っていただけたり「東京にはなかなか行けないから、手元で見られるはうれしい」と。私自身もうれしいですし、やってよかったなと思いました。たくさん考えたかいがありました。

――4月7日から渋谷のtokyoarts galleryで実際の写真展も開催します。1年を通して、被写体として過ごして心境は変わりましたか?

【日比】実際の写真展をやるにあたり、実際に飾る写真を選ぶために夏から見返したのですが、顔が違いましたね。夏から春までの写真があって、思った以上に自分の気持ちや写真家の木下昂一さんとの距離が写っているんだなと思いました。今まで感じたことはなかったのですが、1年を通して撮っていただくと感じられました。夏はまだ一生懸命さのある気合の入ったよそ行きの顔でした(笑)。でも、秋からはみんなで作るという気持ちが強くなって表情も柔らかくなりました。表現が難しいですが顔つきが違いました。写真展に来ていただけたら、それも楽しんでいただけると思います。

――昨年の話になりますが、ABEMAの人気リアリティーショー『恋愛ドラマな恋がしたい~Bang Ban LOVE~』で大胆なベッドシーンを披露し、大きな反響となりました。

【日比】自分の中では挑戦でした。ベッドシーンの撮影も初めてでしたし…。スタッフさんや、お相手の南北斗さんにも助けられた現場だったなと思います。今でも共演したみんなと仲がよくて、毎日ぐらいグループLINEが動いてるんじゃないかってぐらいやり取りしています(笑)。もう1年経っているんですけどね。すごくいいご縁だったなと思いますね

――今後の目標は?

【日比】とにかく去年はたくさんのご縁があって、いろいろな作品に出演させていただきました。ドラマや映画だけでなく、ミュージックビデオやテレビCMもありました。すごくうれしかったので、こんなご時世だからこそ、今年はいろんな作品に出会いたいです。いろんな役を経験して自分の引き出しを増やしていきたいですね!

――最後に舞台の見どころを。

【日比】陽だまりの樹は時代劇ではあるんですけど、エンターテインメントもたくさん含まれています。この舞台自体は何度も公演を重ねているんですけど、若手の役者でやるのは初めてと聞きました。しっかり熱くエネルギーを持ってフレッシュなところをたくさん出せるように頑張りたいなと思います。大阪公演まで走り抜けられるようにしたいです!

 舞台『陽だまりの樹』は、東京公演がヒューリックホール東京で14日まで上演。その後、大阪公演が梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで27日から始まる。

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