「ビッグコミック」表紙にA・ホプキンス初降臨 金子ナンペイ氏「素晴らしい皺をかけて光栄」
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 先日発表された『第93回アカデミー賞』で主演男優賞に史上最高齢”で輝いたアンソニー・ホプキンスが、10日発売の漫画誌「ビッグコミック」(小学館)で初めて表紙を飾ることになった。イラストを手掛けた金子ナンペイ氏は「この度は、素晴らしい皺をかけて光栄でした…」とコメントしている。

【画像】文字なしイラストオンリーバージョン

 創刊から今年53周年を迎えた「ビッグコミック」。毎号の表紙には話題の人物のイラストを掲載しており、過去にはアーノルド・シュワルツェネッガーやポール・マッカートニー、ローマ法王、ライアン・ゴズリングなど、そうそうたるメンバーが顔を並べている。

 そんな、時代を映す鏡でもある、「ビッグコミック」の表紙にアンソニー・ホプキンスのイラストが初登場。2011年より表紙イラストを担当し、今年10年目を迎えた金子氏は、『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』や『日本以外全部沈没』の映画ビジュアルも数多く手掛けている。今回、映画『ファーザー』に寄せて、両手をあわせ、どこか一点を見つめながら険しい表情しているアンソニーを描き下ろした。

 金子氏は初めて描いたアンソニー・ホプキンスについて、「ホプキンスの顔にはこれまでのキャリアを物語る豊かな”俳優線”が刻まれていて、とても描き応えがありました。 描けば描くほど人間味と生き様が滲み出る皺から感じたのは、ホプキンスのありのままの魅力です。 この度は素晴らしい皺を描けて光栄でした」と、コメントしている。

 『羊たちの沈黙』(1991年)のレクター博士から30年、アンソニー・ホプキンスの新たなる代表作との呼び声高い、映画『ファーザー』。『第93回アカデミー賞』では、脚色賞(クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール)も受賞して2冠を獲得。世界30ヶ国以上で上演された傑作舞台を映画化したもので、誰にも訪れる人生の夕暮れと揺れる親子の絆を見つめた感動の物語。

 自身と同名で生年月日も同じ主人公の父親を、現在83歳のアンソニーが、愛する父の変化に戸惑い悩む娘を、『女王陛下のお気に入り』のオスカー女優オリヴィア・コールマンが繊細に演じる。監督は原作舞台を手掛けたフロリアン・ゼレール。長編初監督にして、現実と幻想の境界が曖昧になっていく父の視点で描かれる、これまでになく画期的な表現を実現させた。

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