『漁港の肉子ちゃん』OST、Cocomiがフルートを演奏するメイキング映像解禁
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 明石家さんまが、直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場用アニメ『漁港の肉子ちゃん』(6月11日公開)のオリジナル・サウンドトラックが6月9日発売に発売される。肉子ちゃんの娘・キクコの声を担当するCocomiがフルートを演奏するメイキング映像も解禁された。

【動画】フルートとして楽曲に参加したCocomiのメイキング映像

 本作は、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がむすぶ感動のハートフルコメディ。『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』(2006年)、『海獣の子供』(19年)の渡辺歩が監督を務め、アニメーション制作をSTUDIO4℃が手がける。肉子ちゃんの声は、女優の大竹しのぶ。キクコ役のCocomiのほか、人気声優の花江夏樹や下野紘、女優の吉岡里帆、タレントのマツコ・デラックスらが声の出演を果たす。

 このたび、本作のオリジナル・サウンドトラックの詳細が明らかになった。冒頭に収められた楽曲は、10歳の稲垣来泉が、吉田拓郎の名曲を歌唱した主題歌「イメージの詩」。劇中で描かれる母娘の物語にもマッチした名曲を新たな世代にも伝えたいとして、さんまが提案したアレンジが加えられている。完成した楽曲を聴いた吉田は、「心の底から『すばらしい』」、「さんま君ナイス・アイディア!」と太鼓判を押している。

 さらに、GReeeeNが書き下ろし、さんまが題を名付けた楽曲「たけてん」が収録されることも明らかに。「笑」という漢字を「竹」と「天」に分解して命名された「たけてん」は、オリジナル・サウンドトラックの締めを飾る。

 そんな本作のサウンドトラックを手がけ、劇伴音楽を担当したのは、スタジオ・ジブリ『思い出のマーニー』(14年)等で知られる村松崇継。トラック02の「漁港の肉子ちゃん」という楽曲について「いろんな人生経験をし、たどり着いた漁港で、新たに生活を築き始め、周りを巻き込みながらもみんなと絆を深めていく、そんな肉子ちゃんを表現していくために関西弁のノリ、テンポ感などを大事にしながら、肉子ちゃんの熱い心を表現していきました。そして、試行錯誤して出来上がった楽曲『漁港の肉子ちゃん』です」とコメント。

 さらに、05「肉子ちゃん”おはよう”」、12「ゆっくり家族になっていく」、14「私は決められない」、20「ささやかな希望、あふれ出る光」の楽曲でフルートを演奏したのが、Cocomi。村松の提案だったといい、「肉子ちゃんに寄り添うキクコの思春期の微妙な心情の変化に寄り添う音楽。これは今回の音楽作りの中で、繊細さが要求される部分でしたが、うまく表現することが出来たと思います。その成功の裏には、やはり、キクコを音楽で表現する楽曲で、キクコを演じるCocomiさんのフルートで楽曲を表現できたことが、大変大きなことでした」と、満足げ。

 Cocomiは「もともと村松崇継さんの『Earth』というフルートとピアノのための作品がとても好きで、YouTubeなどでいつも聴いていたので、今回、オファーをいただいてとてもうれしかったです。曲を聴いてシーンがフラッシュバックするぐらい、音楽と映像がマッチして、心にぐっとくるなと思いました。すごく自分の好みの曲だったので演奏していて楽しかったです」と、話した。

 その言葉通り、解禁されたメイキングでは、緊張しつつも楽しみながら、「ゆっくり家族になっていく」を演奏するCocomiの姿を見ることができる。また、本作の音楽でもう1つの要となったのは、キクコと同級生の少年・二宮の二人の物語を表現すること。村松は「二人の微妙な距離感を保ちながらの心と心のキャッチボールを音楽で表現する中でチェロの宮田大さんの表現力もこの音楽のポイントになっていると思います」と語っている。

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