ASKA、初配信ライブで新旧織り交ぜた珠玉の12曲熱唱 1年半ぶりの有観客に感謝の言葉も
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 歌手のASKA(63)が23日、配信ライブ『すべての事には理由がある』を開催した。配信ライブは初の試みであるとともに、観客の前で歌唱するのは実に1年半ぶり。自身も待ちわびた待望のステージで、新旧織り交ぜた珠玉の12曲を披露した。

【ライブ写真】1年半ぶり!有観客の中…熱唱したASKA

 通常の動画では作り込めない生のシーンに注意する必要があったため、これまで配信ライブを行ってこなかった。今回はその“こだわり”を取り払って開催を決定。また、配信ライブには約50人の観客が参加した。

 紺のTシャツ、黒のズボンと飾らない衣装でASKAがステージに登場すると、観客は声援の代わりに割れんばかりの拍手で温かく迎えた。ムーディーな雰囲気の中、「はじまりはいつも雨」でライブが幕開け。ASKAはマイクに頼ることなく、伸びやかな歌声をホールいっぱいに響かせた。また間奏では、会場を見渡し久々の有人ライブを噛みしめる場面もあった。

 続いては「恋人はワイン色」。自身もアコースティックギターを持って演奏をスタートし、観客も自然と拍手で呼応。ワイン色の照明で照らされた舞台で、思いの丈を歌に込めた。

 MCに入ると、ASKAは「オンラインライブ、初めてやらせていただいてます。何かよほど自分の中に思いつくものだとか、『これをやりたい』と思うことがない限り、オンラインライブに動くことはないと思ってた」としつつも、「今回は違う。『今やらなきゃどうするんだ』って思いがすごく強い」と本音を交え、この配信ライブ開催の意義を語った。

 「ステージのスタイルをちゃんと紹介してくれるなら、こういうこと(配信ライブ)もありなのかなと。ライブに来られない人もいる状況。そういうのを考えると…」とファンをおもんぱかった。そして「力まずにいつものようにやれたらと思っている」と自然体でライブに臨んだ。

 ピアノの演奏に合わせ、抒情的に始まった「Man and Woman」。ASKAはマイクスタンドを力強く握って熱唱。間奏でも、あふれる思いが歌声になって表れるほどだった。ここで、特別ゲストとして、ロンドンからミュージシャンのジェス・ベイリーが映像を通して登場。現地と映像をつなぎ「幸せの黄色い風船」を披露するという、画期的な試みが行われ、ロンドンとの物理的な距離を全く感じさせない、息の合った演奏で観客を魅了した。

 途中には、アーティスト・ASKAの音楽にフォーカスしたTOKYO FMのラジオ番組『Terminal Melody』の公開収録も行われた。ASKAはプライベートや、楽曲作りに関することを問われるも、包み隠さず笑顔で答えていた。

 ASKAの熱を帯びた「イェーイ!」の掛け声とともに始まった後半戦。「リハーサル」では、骨太なサウンドに乗せて熱いメッセージを届けた。「NO PAIN NO GAIN」「歌になりたい」「PRIDE」「BIG TREE」と名曲のオンパレードで、最後まで一気に駆け抜けた。

 ASKAは「自分なりのオンラインライブのあり方はまだまだあるはず。それを探すべく、生ライブ、生配信を行ったり来たり。いろんな活動の一つにこれが加わったと確認できて幸せです。ありがとう」と感謝を伝えた。そして「また会いましょう!」と再会を約束した。

 6月24~26日までアーカイブ視聴が可能。視聴券は3000円。

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