“好きなお天気キャスター首位”貴島明日香、人前苦手だった過去「変わったことばかり」
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 日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』(月~金 前5:50)で、お天気キャスターを務める貴島明日香(25)が、ORICON NEWSの毎年恒例『第17回 好きなお天気キャスター/気象予報士ランキング』で初首位を獲得した。2019年3位、2020年2位と着々と順位をあげ、ついに1位に輝いた。幅広い世代から支持される貴島にインタビューを敢行。ここまで続けてきたお天気キャスターという仕事を通して得たものはなにか。「変わったことばかり」だという今と4年前、そして自分らしさを模索する現在について語った。

【動画】「綺麗過ぎる!!」“ガチすっぴん”を公開した貴島明日香

■右も左もわからなかった就任当時 プライベートでは関西弁禁止で「親にも電話のかわりに、メール」

 記念すべき初首位に貴島は「『ZIP!』でもお祝いしてもらいましたし、SNSでもファンの方からたくさんメッセージをいただきました。他の現場でも花束をいただいたり、すごくみなさんがたくさん声をかけてくださりうれしかったです」と笑顔。「オンエア終わりに着替えようとしていたら、ディレクターさんからLINEが来て、記事になってから初めて結果を知りました。すごくびっくりして、『私でいいのかな?』と思ったんですけど記事のコメントを読んでいたら、投票してくださった方の声にジーンときましたね」。

 ファッション誌『non-no』(集英社)の専属モデルである貴島。番組で、天気に合わせてバリバリ元気になれるファッションアイテムを紹介するコーナー『明日香のバリコレ』も担当しており、「かわいくて、その日の服装がどのような物を着ればいいのか参考になる」との声も多く寄せられている。

 「天気班のみんなで、『女性目線を大事にしよう』とか『ファッションをどう天気と絡めようか』と話しつつも、ファッションにも天気にもどっちにも寄りすぎないようにしています。実際に、猫ちゃん柄のハンカチを紹介したことがあるんですけどSNSで『子どもがすごくかわいいと言っているのですがどこで買ったんですか?』と言われたり、あとはワンピースを紹介した時にも『すごくかわいい、欲しい』みたいな声を聞くと、ファッションを絡めることでより視聴者の方に届きやすいのかなと言う実感があります」と、私物を持っていったり、前日からスタッフと話し合ったりと、天気をより身近に感じられるよう工夫をしている。

 現在、お天気キャスターに就任して5年目。就任当時と今を比べると「変わったことばかりです。今もそこまで得意ではないのですが、人前に出ることも、しゃべることも苦手でした。毎朝お天気キャスターとして『ZIP!』に出演させてもらうことで良くなったのかなと思います」と変化を語る。

 「当時は生放送も初挑戦で業界のことは右も左もわからなかったし、関西弁も全然直らなかった。最初は大変なときもありました。当時は必死だったので用語を頑張って覚えるというよりは自然と覚えていった感じです。関西弁もプライベートでは使わないようにして、親とも電話のかわりに、メールにしたりしました。ディレクターさんにも、関西弁が出るたびに指摘してもらって、関西弁に関しては自然と直しました。今はプライベートだと、切り替えられるようになったので逆に使っているかも知れません」と“標準語スイッチ”も手に入れた。

 アドリブ力やコメント力を評価する声も多いが「(アドリブ力は)全然ないですけど(笑)。鍛えられてるなとは思います。やっぱり天気コーナーは尺が決まっているので、本当は想定では20秒のコメントのはずが5秒になったりする場合は、本当に焦りますね…。なんとか短くして終わらせるみたいな、できたときにはホッとします。基本的に気象コーナーでは一人でしゃべる機会はないので、スタジオのみなさんに助けられています」とチームに感謝。

 一方で個人として「特に、冬は晴れて『寒い』みたいな日が続くため、当たり前のように『寒い』だけで、その言い回しも『変わらないんだけどな~(笑)』と思いながらも、でも文言は変えていきたいなと思ってバリエーションを増やすことは意識しています。録画したものを見直したり、リニューアル後は『バリコレ』もチェックするようにしてディレクターさんと改善点を言い合ったりしています」と日々、アップデート中だ。

 お天気キャスターとしての自身の強みについて「自分ではあまりわからないですが、私の笑顔を見ると『元気が出る』と言ってくださる方がいらっしゃるので、どんな時も笑顔は意識していますね。『ZIP!』で笑顔を意識するようになってから明るくなったと思うし、自信も持てるようになりました」と自身の変化も実感している。

■YouTube開設が一皮むけるキッカケに「『これでいいんだ』と楽に考えられるように」

 そのなかでも「私ができることが限られているなかで、自分がどういう立ち位置なのか考えて悩んだりもします。そういうときは相談ももちろんしますし、あとは応援してくださる方が『そのままでいい』と言ってくださると『そのままの私ができることを探そう』と思える。励まされています」と応援が支えになっていることを明かす。

 ツイッターやインスタグラムなどSNSはもちろん、昨年は、プライベートでもYouTubeチャンネル『あすかさんち。』を開設。大好きなゲーム、愛猫、メイクなどの動画を公開しており、登録者数は26.4万人、総再生数は1450万回以上を記録。それぞれのツールを使い分けながら、ファンとの交流を楽しんでいる。

 「YouTubeはスタジオで撮影と、家で撮影するもの。スタジオは1ヶ月に1回から2週間に1回、貯め撮りをしています。家では合間の時間に撮影したり、きのうの夜も撮影しました。もう少し増やしたいな、と思っています。普段テレビに出ている自分は多少、背伸びしているところもあるのですが、YouTubeでは自由に素を出していこうと。YouTubeを始めてから、ファンの方も『身近に感じられるようになった』と言ってくださいますし、自分でも『これでいいんだ』と楽に考えられるようになりました。YouTubeは本当に初めてよかったと心の底から思います」と肩の力が抜けたそう。

 それはお天気キャスターとしてもいい影響を与えた。「今まではちゃんとしなきゃいけない、変なこと言わないようにしなきゃ、という思いもあったんですけど、それだけじゃおもしろくないな、と自然とそういうような感覚になりました」と自然体の自分のまま“楽しむ”ということも考えて生放送に臨むようになったという。

 テレビ出演の機会も増えたことで、改めて『ZIP!』という番組のあたたかさを感じるという貴島。「本当に“ホーム”だと思っています。どれだけ眠い時でもZIP!の現場に行けば、みなさんの明るい姿を見て『私も頑張ろう』と思えます。自粛期間でも他のお仕事がなくなったり、不安な時間はあったのですが『ZIP!』は放送されていたので、すごく支えられました。最近では、1位になったときに、みなさんが自分のことのように喜んでくださって昔のスタッフさんまでメッセージをくださったり。つながりが強い番組だと思います」としみじみ。

 「お天気キャスターに関しては、『今こういうことをしたい』ということに誠実に取り組んでいくだけです。毎日、ディレクターさんや気象予報士さんと考えているのでより良いコーナーになっていけばいいな。でも本当に1位になったからといって自分がすごいわけではないです。順位はありがたいことですが、これからも頑張っていきたいと思います」と改めて前を見据える。これからもその笑顔でみんなの朝を明るく照らしてくれることだろう。

■貴島明日香プロフィール
1996年2月15日生まれ 兵庫県・神戸市出身
10代でモデルデビュー、2017年4月から『ZIP!』の第7代お天気キャスターに就任。2018年9月『non-no』(集英社刊)専属モデルも務めている。2021年4月から、DAMチャンネルの18代目MCを担当している。

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