トランスジェンダーで無性愛者公表の中山咲月「生きることが楽しい」 23歳の誕生日に決意
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 ドラマ『中学聖日記』(TBS系)、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)などに出演し、注目を集めたモデルで俳優の中山咲月が17日、都内でフォトエッセイ『無性愛』(ワニブックス)発売記念取材会を開催した。

【動画】『仮面ライダーゼロワン』で話題!フォトエッセイ『無性愛』を発売した中山咲月

 同書はバーレスクのトップスター、ならず者、映画『ヴェニスに死す』の美少年タージオや田山花袋の小説『蒲団』のオマージュなど、さまざまなコンセプトで撮影されたフォトページに、自身のジェンダーにまつわる葛藤をつづった文章が添えられた全144ページのフォトエッセイとなっており、企画からすべて中山がプロデュースした。

 その中で、自身がトランスジェンダーであり、他者に恋愛感情や性的欲求を抱くことのないアセクシャル(無性愛者)であることを告白しているが、この日の取材会で中山は「今年に入って『彼らが本気で編むときは、』という映画を見て、自分の中にある違和感になんとなく名前がつきました。それから1ヶ月くらい悩んだタイミングで、これは言った方が楽だなと思って公表したタイミングで、フォトエッセイのお話をいただいて、ぜひパーソナルな部分を話せたらなと感じました」との思いを打ち明けた。

 周囲の反響について「不安も少しあったのですが、ファンの方からは『知っていました』という声が多くて、自分よりも自分のことを知ってくださっている、それくらい応援してくれているんだなという気持ちになりました」と告白。外見上の変化を向けられると「医学に頼りながら進化しています。リスクも理解しながら、それよりも今の自分が生きやすいことを大切にして、前よりも生きることが楽しいです。この自分もどんどん進化していける自分になれたらいいなと。変わっていく不安もあったのですが、それでも好きだと言っていただけてうれしいです」と声を弾ませた。

 この日、23歳の誕生日を迎えた中山は「エッセイを通して公表しましたが、今後は当たり前に存在して、いろんなお仕事ができたらいいなと考えています。トランスジェンダーである中山咲月ではなく、ただひとりの人間として認められるように、お仕事を頑張っていきたい」と語っていた。

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