舞台『血界戦線』 レオ・百瀬朔がスベってボヤく「みんなが悪い」 クラウス・岩永洋昭のプロスフェアーシーンに注目
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 俳優の百瀬朔、岩永洋昭、猪野広樹らが22日、東京・天王洲アイルの天王洲 銀河劇場で舞台『血界戦線 Blitz Along Alone』の公開ゲネプロ前の取材会に出席した。

【集合ショット】個性的な衣装で登場したキャストたち

 テレビアニメ化もされた漫画『血界戦線』(作者:内藤泰弘)の舞台の第3弾。オリジナリティあふれる手法を用いて原作が持つ独自の世界観を再現し、人気を集めている。また、バンドも生演奏で行われ、2.5次元作品の概念を越えた演出となっている。

 舞台は、かつて紐育(ニューヨーク)と呼ばれた街、『ヘルサレムズ・ロット』。濃い霧の向こうに広がる「異世界」と現世を繋ぐ地で、騒動が巻き起こる時そこには必ず『秘密結社・ライブラ』の姿が。物語は、混沌とした街の均衡を守るべく、人知れず活動を続ける『ライブラ』の構成員たちの暗闘と『ヘルサレムズ・ロット』の異常な日常を群像劇的に描く。シリーズ第3弾となる今作は「ラン!ランチ!!ラン!!!」、「世界と世界のゲーム」、「幻界病棟ライゼズ」など、ライブラ構成員たちの戦いを舞台上で繰り広げる。

 主人公のレオナルド・ウォッチ役を百瀬は「第3弾ということで、これまでの生バンドやお話をうまく表現するところは受け継ぎつつも、今回はステージ上がめまぐるしく動く。今回が1番ド派手かもしれないので、そこを見ていただけたら」と話す。クラウス・V・ラインヘルツ役の岩永は「個人的なところですが、プロスフェアー(チェスをベースにした異界発祥のボードゲーム)がある。すごい表現方法です。そこを注目していただければと思います」とメッセージ。ザップ・レンフロ役の猪野広樹は「舞台は総合芸術ですけど、今回は個より総合的な演出。みんなで1つの世界観を作ることが大事なので、チームワークが大切な作品になった。たぶん圧倒されると思うので楽しみにしていただけたら」と呼びかけていた。

 『血界戦線』は“技名を叫んでから必殺技を出す”ことでおなじみの作品。そこで普段は必殺技のないレオ役の百瀬が必殺技っぽく全力で意気込みをを語ることに。全力の大声で百瀬は「一生懸命、頑張ります!」と絶叫。しかし、周囲の空気は、ややスベり。百瀬は「みんなが悪いよ、これは」とボヤいたが、キャスト陣は「これが『血界戦線』」と口をそろえて、うなずく。納得のいかない百瀬は「あとで集合で…」と忠告していた。

 最後に百瀬は「1回目の公演は、とにかくこの作品を作り上げることに必死。2回目は、コロナの中でやっとできたので奇跡。今回は、それを越えたい。今回のメンバーで越えられると思う」と力を込める。「レオ目線の舞台だと思う。ライブラに振り回されたり、ほかのキャラクターと戦ったり。みなさんも僕と一緒に振り回されたり、一喜一憂して楽しんでもらえたら」と楽しみ方を語ると「推して参る!」とクラウスの名せりふを引用して宣言。ただ、周囲のリアクションが薄すぎたため、百瀬は「今からゲネプロですよね? 俺、行けるかな…」とメンタル面で若干の不安を残していた。

 舞台『血界戦線 Blitz Along Alone』東京公演は、10月22日から31日まで、天王洲 銀河劇場で、大阪公演は11月4日から7日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。

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