満島真之介、実は“キムタク大好き俳優”だった 『BG』第5話メインゲスト
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 2月某日、都内某所の雑居ビル。テレビ朝日系連続ドラマ『BG~身辺警護人~』(毎週木曜 後9:00)第5話(15日放送)の撮影が行われていた。主演の木村拓哉が、男たちから警護対象者を逃がす、アクションシーンを無事撮り終え、「撤収」の声がかかる。木村は次の現場に向かって移動。番組ロゴの入ったそろいのスタジアムジャケット(色は黒・ネイビー・カーキの3種)を着たスタッフが手際よく片付けていく中、取材のため残ってくれたのは、第5話にメインゲストとして出演する満島真之介。彼も「BG」スタジャンを着ていた。

【場面写真】『BG』第5話より、木村拓哉の出演シーン

 このスタジャン、木村からの“差し入れ”。木村が演じる主人公・島崎章の過去に深くかかわるキーマンとして、第1話からその存在が示されていた元プロサッカー選手の河野純也(こうの・じゅんや)役の満島も、「BG」スタジャンをゲットし、「きょうも家からこのジャンパーを着て、気合いを入れて現場に来ました」と笑顔を見せた。

 物心ついたころ、すでに木村は国民的スターだった。「テレビの中にいて当たり前のように思っていた。なぜか光輝いて見えるし、ファンというのとも違う、まさに雲の上の存在でした。それが、人生の流れの中で、僕も俳優になって、映画『無限の住人』で木村さんと初共演することになり、そこではじめて、木村さんを一人の人間として捉えることができたんですが、なんて素敵なんだろう、って心から思いました。エンターテインメント界のトップに四半世紀も居続けるなんて、並大抵の気持ちや努力ではムリ。でも、木村さんをより近いところで見ていると、だからトップに居続けられるのか…、と納得することばかり。現場の居方、一つひとつのシーンに対するアプローチの仕方、スタッフとの接し方などなど。その姿を見ていると、下の世代としては夢や希望が湧いてくるんです」。

 ここで、インタビュー中に満島から“注意”されたことを伝えておかなければならない。「僕、すごくおしゃべりなんです。ゲームもやらないし、ゲームするくらいなら、おしゃべりしましょう、って思う。だから、止めてくれないとずっとしゃべり続けますよ(笑)」。

 なので、抜粋して記事にしているのだが、『無限の住人』で一騎打ちを演じてできた木村との縁、絆、信頼関係が、今回の『BG』につながったことが、とにかくうれしかったようだ。

 「自分からいうのもなんですど、木村さんもうれしそうなんですよ(笑)。『俺たちならこれできるよな』って、いろんな提案をしてくれるし、気持ちがツーカーで伝わっている感じがして、もう勝手にこっちも熱くなっちゃって。さっきの撮影でも、台本には書いていなかったんですけど、木村さんとアイデアを出して、僕がふっ飛ぶアクションを入れてしまいました。アドレナリン出ました(笑)」。

 本番一発勝負で見事にアクションシーンOK。「第5話では、島崎の過去が明らかになり、それによって身辺警護課のメンバーも次の段階に進んでいく。第5話を見てから第1話から第4話までを振り返ってもらうと、また違ったものが見えてくると思うし、後半の展開にもつながっていくと思う。真ん中の重要なエピソードを担うことができて本当に光栄です」。

 映画やドラマへの出演もひっきりなし、今年の正月はバラエティー番組で泥だらけになりながら池の水抜き作業を手伝う姿も話題になった。

 「木村さんとまたご一緒できるように、もっと自分を高めていかなければいけない、上を目指すというより、心の根っこを大きく育てないといけないな、と思いました。連ドラでも映画でも、木村さんと共演できる題材を勝手に探しています(笑)。そういうことが僕にとっては喜びだし、毎日のエネルギーの源になるんです」。

 臆面もなくキムタク愛を語ってくれた満島だが、木村が信頼を寄せるだけの、さまざまな作品に呼ばれるだけの魅力が、彼自身にある。「僕、いつもそうしているんで」と、取材をしていた部屋で片付け作業をしていたスタッフ一人ひとりに声をかけ、その日の労をねぎらい、握手する満島の姿があったことも伝えておきたい。

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