『万引き家族』中国史上実写邦画No.1興収達成 『銀魂』超え
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 アジア各国でヒットし、今月3日に中国全土約6000スクリーンにて公開された、是枝裕和監督作『万引き家族』が11日(現地時間)、8390万元(約13.4億円)を記録。映画『銀魂』(2017年9月1日公開:興収累計8143万元/約13億円)を超えて、実写邦画のNo.1興収を達成した。

【写真】是枝監督のパルムドール受賞を祝福しハグする松岡茉優

 中国作品以外のパルム・ドール賞受賞作品として、初めての中国拡大公開となる本作。8月3日に中国全土で公開し、週末興行成績が第4位(4860万元/約7.9億円)で、今年中国で公開された全実写邦画のオープニング成績を超える大ヒットスタートとなった。

 6月23日の『上海映画祭』では是枝監督、松岡茉優、城桧吏が、7月31日には、リリー・フランキーと佐々木みゆが訪中。毎回熱烈な歓迎を受け、多くのメディアで取り上げられた。また、中国の観客にも本作の深い感動が伝わっているようで、中国の映画サイトMAOYANでは8.1、DOUBANでは8.8というレビュー評価で高得点をマーク。今回の結果を受け、中国ファンの間では本作と『銀魂』をコラボさせた画像がウェブで展開されるなど、旋風が巻き起こっている。

 『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」にて日本人として21年ぶりの最高賞<パルム・ドール>を受賞。日本国内興行においては8月12日までには、興収43億1200万円、約352万人動員を記録している。

 同作は、さまざまな“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る渾身作。東京の下町で質素に暮らす、一見ありふれた家族。しかし、彼らは生計を立てるため、家族ぐるみで軽犯罪を重ねていたのだった。犯罪でしかつながれなかった家族の“許されない絆”が、ある事件をきっかけに衝撃の展開を迎える。

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