りゅうちぇる、幼少期に感じた“世間の圧”を告白「個性が許される街が増えてほしい」
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 タレント・歌手のりゅうちぇるが8日、多様な未来を考えるイベント『SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2018』に参加。渋谷ダイバーシティエバンジェリスト(多様性伝道師)に任命され、青山大学でその任命式が行われた。

【写真】りゅうちぇる、幼少期に感じた“世間とのギャップ”を赤裸々に告白

■原宿以外にも個性を出せる街が増えてほしい「自分を出せる“居場所”が大切」

 ピンクのスーツ姿で登場したりゅうちぇるは、「幼い頃から、男の子とか、女の子とはこうあるべきと言われ、枠にとらわれていた。他の男の子と好きなものが違うことで、性別に疑問を感じるときもありました」と告白。しかし、「今は自分らしく生きて幸せな毎日を過ごしている。だからこそ、自分らしく生きることの大切さを伝えたかった」と任命の喜びについて語った。

 りゅうちぇるは、今年7月11日には、ぺことの間にリンクという長男が生まれたばかり。子どもたちが暮らす街をどんな風にしていきたいかと聞かれると「原宿に上京してきたとき、個性が許される街が日本の中にあると知って感銘を受けた。でも、原宿以外の街でも個性が許されたらいいな」と父親としての率直な想いを明かした。

 任命式の後は、「日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム」分科会「性別って何ですか?」に椎木里佳氏、蓮見勇太氏、井土亜梨沙氏と登壇し、意見を交換。

 会場からの質問コーナーでは切実な話題も多く、りゅうちぇるはひとつ一つの質問に真摯に耳を傾けていた。「芸能人だから僕は“キャンディボーイ”ですと堂々と自分で肩書を決めちゃって言えるところがある。でも、そうじゃない人にはなかなか難しいと思う。でも、みんな一気に自分を出さなくてもいい。ツイッターでもインスタでも原宿でもいいから、自分を出せる場所を作ってほしい」と、終始、“自分の居場所”を作る重要性を訴えた。

■りゅうちぇるにとって性別とは?「性別や年齢に囚われない“自分らしさ”」

 また、同性婚について意見を求められたりゅうちぇるは、「若い子たちには偏見は少ないと言っていても、本当に悩みのある人がいたら、理解できていないところがあるのも事実だし、寄り添えていないところもある」と心境を吐露。

 自身、同性愛の友人に相談された際に「ここで生きないといけないなんて思わなくていい。孤独を感じない、怖くない場所を探しに行ったほうがいい」というアドバイスしたというりゅうちぇる。その友人は、今は居場所を見つけて輝いていると真摯に答えていた。

 最後に、このフォーラムのテーマである「性別ってなんですか?」と聞かれたりゅうちぇるは、「性別や年齢に囚われず、僕の中で大事にしているものは自分らしさです」と終始一貫した力強いメッセージを発信。会場に集まった聴衆も、納得しきりの2時間だった。

『SOCIALINNOVATION WEEK SHIBUYA 2018』は9月7日(金)~17日(月)まで開催中。
 

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