テレ東の月10ドラマ第3弾『ハラスメントゲーム』初回5.2%
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 今年4月より月曜午後10時台に新設されたテレビ東京の新しいドラマ枠「ドラマBiz」。第3弾となる唐沢寿明主演の『ハラスメントゲーム』(毎週月曜 後10:00)が15日にスタートした。初回の番組平均視聴率は5.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。唐沢が、スーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」のコンプライアンス室長・秋津渉役を演じ、さまざまなハラスメントに真っ向から挑んでいく、王道の“お仕事”ドラマだ。

【写真】ゲスト出演者も熱演

 ドラマ『白い巨塔』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『BG~身辺警護人~』などの脚本家・井上由美子が、原作・脚本を手がけ、『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』などの西浦正記氏がメイン監督を務める本作は、第1話から主人公・秋津の“理想の上司”ぶりが光っていた。

 業界大手の「マルオースーパー」練馬店に、1円玉がメロンパンに混入していたとのクレームが入る。製造段階での混入の可能性は極めて低く、売場主任・佐々部(尾上寛之)が受けたという不審な電話の内容から、女性社員によるパワハラ絡みの犯行が疑れた。しかし、新店舗開業を控える社長の丸尾隆文(滝藤賢一)は警察に届けることを拒む。そんな中、富山支店長の秋津が、コンプライアンス室長として本社に呼び戻される。

 左遷のたらいまわしでコンプライアンス室長としてやってきた秋津。左遷の裏には、社長の丸尾や常務の脇田治夫(高嶋政宏)が関係しているよう…。秋津をめぐる因縁を縦糸に、社内で起こるさまざまなハラスメントを横糸に絡ませながら、1話完結で人間模様を描いていく。

 秋津の言動は一風変わっているが、抜群の行動力で真相に迫っていく。1円玉混入の犯人に迫るシーンでは、「クズ中のクズ」と厳しい目で一刀両断。しかし、ただの勧善懲悪でないところが彼のやり方。数々の修羅場をくぐりぬけてきた人間力、清濁併せ呑む度量の大きさで、会社のことも、社長のことも、練馬店のことも、被害にあった親子も、犯人の心までも鮮やかに救ってしまう。

 そんな秋津に、コンプライアン室の女性社員・高村真琴(広瀬アリス)や、顧問弁護士の矢澤光太郎(古川雄輝)も心ひかれていく。

 第2話では、開店を3日後に控えた品川店で騒動が勃発。大竹満寿子(余貴美子)を始めとするパート18人が突然辞めると言い出した、というもの。社長の丸尾のセクハラが原因だと判明するが、詳細はわからぬまま。しかも丸尾には身に覚えがなかった。さらに店内で女性社員に対する満寿子らの“世話焼きハラスメント”も明らかに。

 今後も、さまざまなハラスメントが問題になり、それを奇抜なアイデアと手法で解決していく秋津の姿は、新たな“理想の上司”として脚光を浴びそう。唐沢の自然体な演技も魅力的だった。

 同ドラマは、BSテレ東でも放送(19日スタート、毎週金曜 後9:00)。その後、動画配信サービス「Paravi」でも配信。

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