木村文乃、『ケイゾク』&『SPEC』シリーズ完結に決意 憧れの戸田恵梨香と連絡断った理由も告白
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 女優の木村文乃と俳優の松田翔太が、配信ドラマ『SICK’S 覇乃抄~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~』制作発表会見に出席。『ケイゾク』の柴田純(中谷美紀)&真山徹(渡部篤郎)、『SPEC』の当麻紗綾(戸田恵梨香)&瀬文焚流(加瀬亮)ら名コンビを生み出したシリーズの最終章に位置づけられている同作。「恕・覇・厩」の3部作の半ばに差しかかってきたが、人気シリーズ完結に向けての思いを語った。

【集合ショット】会見には竜雷太、松田翔太も出席

 舞台は、内閣情報調査室のSPECホルダー対策の特務事項専従係、通称『特務(トクム)』。木村演じる御厨静流(みくりや・しずる)は右目に眼帯をしたスペックホルダー。IQ230、ハーバード大学卒業の天才だが精神的に不安定で自傷癖があり入院している。一方、松田が演じる高座宏世(たかくら・ひろよ)は警視庁公安部の刑事だったが、SPECホルダーが絡む事件がきっかけで公安部を追われることになる。「恕乃抄」ではじまったSPECホルダーをめぐる対立が「覇乃抄」では激化していく。

 1999年の1月に『ケイゾク』がスタートしてから来年で丸20年というメモリアルイヤーとシリーズ完結を祝って、中谷と戸田がサプライズでビデオメッセージ。「阿部寛さんが…」と切り出した中谷に、スタッフから「それ『TRICK』です」とツッコミが入るも「あれ、私『まるっと』(『TRICK』での仲間由紀恵の決めせりふ)って言っていませんでしたっけ」とトボケ顔。「本番のカメラが回っているところに、堤さんから『ここを変えたい』と言われたことが100回くらいありました」と堤幸彦監督への愛ある苦情も交えて祝福した。

 一方の戸田も「今『大恋愛』っていうドラマをやっているからか(『SPEC』の)撮影当時はあんまり覚えてないんです。続編は…やりたくはないですけど、加瀬亮さんと一緒ならぜひやらせていただきたい」といたずらっぽい笑顔。堤監督へのメッセージを求められると「竜さん、文乃、翔太はたぶん、堤さんに振り回され、無理やりアドリブを言わされ、朝までの撮影を続けられていると思いますが、全力で応援しています」と呼びかけた。

 2人からのコメントを聞き終えた木村は「私は、先ほど『やりがいを感じる』などと言っていましたけど、そう言っているうちはまだまだだなと思いました(笑)。『やりたくない』っていうくらいになれていないというのはまだまだなので、くやしいですよね。いずれ堂々と愚痴を言えるようになればいいですね」と意気込み。松田は「堤さんが大変なんじゃなくて、この壮大なストーリーが大変なんだと思います」とフォローを入れた。

 その後、木村は戸田とのエピソードを披露した。「私が今の事務所に移った時くらいに、戸田さんと偶然にもお会いして飲み明かしたことがあり、業界の大先輩としてお話を聞いた時に『この人、一生尊敬するな』と思いました。その後に出演させていただいたレギュラードラマをご覧になっていて『文乃、頑張ってんじゃん』って言ってくれた言葉で、この人と肩を並べられるようになるまで、絶対連絡を取らないって勝手に自分で決めました。だから、今こうしてコメントをもらえるのはうれしいですし、やっぱりまだまだ頑張らないといけないなと思う部分ではあります。完結編と銘打ってはいるので、一旦広げた風呂敷を畳む気持ちでやらないといけないと感じています」。

 堤監督は「『ケイゾク』というシリーズが始まってから、まもなく20年、人生の何分の一かを過ごしていることになります。最新版は自分の中でいつ終わるかわからない感じで、先延ばししたいんです。結論を見たくない。今63歳ですけど、命続く限りやりたい」と今後のシリーズ継続を示唆。MCから完結するのかどうかを聞かれると「それを言っちゃうとつまらない。完結っていうのがどういう状態かっていうことですよね。『ケイゾク』も『SPEC』も完結していますよね。じゃあ、これはどうかっていうこと、とんちみたいな禅問答みたいな。完結とはどういうことか深く考えていただきたい」と煙に巻いていた。

 同作は、動画配信プラットフォーム『Paravi(パラビ)』にて2019年春より独占配信される予定。会見にはそのほか、竜雷太、植田博樹プロデューサーも出席した。

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