【詐欺メイク】現役eggモデルきぃりぷ「ギャルメイクは、叩かれてもやめない」
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 メイクのテクニックですっぴんからまるで別人のように変身できる”詐欺メイク”。その元祖ともいえるギャルメイクが、今再びSNSやYouTubeなどの動画サイトで注目を集めている。ギャル全盛期の時代から約20年を経て進化した現代のギャルメイクとは? 雑誌からプラットフォームをwebに変えて復活したギャルのバイブル『egg』で、半年前にモデルデビューしたばかりの17歳のギャルモデルきぃりぷさんに話を聞いた。

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■目立ちたくてツケマ&眉毛ガン剃りしてママがドン引きした

 web版『egg』で人気急上昇中の17歳の現役女子高生モデルきぃりぷさん。彼女のメイクは小麦色の肌にホワイトのハイライトを使った90年代の黒ギャル風だが、どこか洗練された印象を受ける。彼女がメイクに目覚めたきっかけは中学の頃。なりたい顔を真似してみてもうまくいかず、自分流のメイクを研究して生み出したのだという。サバサバとした印象のあるきぃりぷさんだが、実は男性へのモテを意識する女の子らしい一面も。人一倍強いギャルとしてのプライド、芯の強さに圧倒される。

――小さい頃はどんなお子さんでしたか?
【きぃりぷ】『セーラームーン』のような女の子らしいアニメをよく見ていたんですが、そのわりにラジコンを欲しがったりっていう一面もありました。去年腹違いの兄がいたことを知ったのですが、それまでは一人っ子で家に動物がたくさんいたので、猫と遊んだり、あとは絵を描くことが好きでしたね。小学生の頃はかならずコンクールに入選するくらいの腕前だったんですよ!

――今と比べて性格的に変化はありました?
【きぃりぷ】今はサバサバしていますけど中学生ぐらいまではすごく女の子らしかったですね。最近は男性を見る目線もちょっと冷めてきちゃって「だから何?」って。小学生なら足が速かったり、高校生ならイケメンがモテるけど、私自身は今はそういうところに惹かれない。なにか特徴があるから好きになるっていうのがなくなりました。今まで関わってきた男性や周りの体験談を聞いていたら「この人はこういう人だろうな」ってすぐ想像できちゃって冷めてきちゃいました。

――メイクを始めたきっかけは?
【きぃりぷ】小学生のときにリップに目覚めて、中学生になって本格的に化粧を始めました。目立ちたいっていう気持ちが強かったですね。最初は眉毛を剃っちゃって、ファンデーションを塗ってツケマやアイライナーやったり。自分で買ったコスメもあるけど、ママの部屋にあるものを勝手に使ってたかな。

――それを見てお母さんがびっくりされたとか。
【きぃりぷ】ママは元ヤンなので、引きつつも「うちの娘もやっぱり血だな」って言ってましたね(笑)。

――メイクをしてどんな気持ちでした?
【きぃりぷ】わりとナルシストでした。「うちカワイイ~盛れてね?」みたいな(笑)。当時はアイロンしただけでも「盛れてね?」って思ってたし、ちょっと変わっただけで「イイ」って思ってて。それが最上級に達したときに今みたいになった。

――今最高に盛れてる?
【きぃりぷ】「もう、いつでもオトコ来いよ!」って感じ(笑)。

■決められないなら全部入れちゃうのがきぃりぷ流

――メイクの参考にしているものはありますか?
【きぃりぷ】雑誌やTwitterで可愛い人を見かけてメイクを真似してみても、どうやってもその人にはなれなかったんです。同じ化粧品を買ったりいろいろ工夫したけど、その通りにはならなかったから、結局一番はじめに”盛れてた”時代の自分のメイクに戻りつつあります。変えてみようとしたけど一番盛れてるなって思うのは、メイクし始めた頃の一番いい時だったから、やっぱり自分に合ったメイクをしなきゃダメだなって。

――今のメイクは自己流?
【きぃりぷ】自己流ですね。私のメイクってタレなのかツリなのかわからない目って良く言われます。優柔不断なのもあって髪色も今レインボーにしてるんですけど、どっちか選べないから全部入れちゃえみたいな。

――工程はとても細かいですよね。
【きぃりぷ】絵を描いていたからだと思います。アイライナーの最後の止め方とか、サッと描くのは難しいからちょっとずつ書き足していったり細かい部分が多いですね。

――今のご自分の顔に対してコンプレックスはありますか?
【きぃりぷ】今は彼氏いないからコンプレックスは特に感じないです。オトコがいると対抗心が出るから、「二重だったらなぁ」とか「もっと鼻高かったらなぁ」とか思いますけど、オトコがいなければいないで今が一番自信ありますね。強いて言えば鼻を高くしたいですけど、コンプレックスというよりは欲望かな。外国人っぽい顔が好きなので、鼻とおでこにシリコン入れて、ちょっと高くしてみたい気持ちはあります。

――ギャルトレンドの発信者として気をつけていることは?
【きぃりぷ】YouTubeのメイク動画が大好きでよく観ているんですが、そこで自分が知りたい疑問を言ってくれなかったYouTuberさんは「もったいないな」と思うんですよね。だから自分の動画では自分が観る側だったときに言ってくれたら嬉しいことや「なるほどね」っていうポイントを見つけて言うようになりました。例えば、最近はギャルメイクをする子が減って来てしまったので、ツケマの付け方がわからない子が多いんです。「ツケマってこういうもんだよ」とか、「ツケマつければ誰でも盛れるわけじゃないから工夫すればいいんだよ」とか。伝えきれていないところもあると思いますけど、しゃべるのはもともと好きなので楽しいですね。

■「ギャルとして負けるわけにはいかねぇ!」

――ギャルメイクをすることはきぃりぷさんにとってどんな意味がありますか?
【きぃりぷ】このメイクで世間に出るようになりましたけど、それを求めてメイクをやっていたわけではなかった。ギャルの人たちはみんなそうだと思うけど、ウケると思ってやってないんですよね。

――何のためにやっていますか?
【きぃりぷ】自己満足でやっていた。例えば韓国からきた“オルチャンメイク”は日本で人気が出ましたけど、私がしているメイクってウケる人とウケない人の差が激しいし、なんなら「なんでそのメイクしてるの」っていうメイクだから、それが世間に出たときの反響にびっくりしたっていうのはありましたね。
昨日もヘアショーに出させていただいたんですけど、お題が「平成」だったので、「じゃあウチらはギャルで行こう」と、マンバメイクで爪もペットボトルぐらいの長さにして、ステージではパラパラ踊って。「ギャルモデルやってて、ギャルでステージ出させてもらって、負けるわけにはいかねぇよ」って命懸けるぐらいの意気込みでしたね。私自身も「生きてて良かった」って思えるくらい最高のショーで、反響もとても良かったんですけど結果は2位になってしまって。悔しくて悔しくて、人生で初めて悔し泣きを経験したんです。

――『egg』の仲間たちはどんな存在ですか?
【きぃりぷ】web版『egg』が始まった最初の頃は叩かれたこともあったんですよ。「みんな同じじゃん」とか「ギャルじゃねぇじゃん」とか、「俺らが知ってるギャルはこうだ」とか言われてそれが悔しかったんですよね。それで思ったのが、ウチらがみんな黒ギャルとかみんながあの時代のギャルを真似してそっくりやったら結局みんな同じじゃんってこと。ウチらは今、茶髪・金髪・レインボー・シルバーっていろんな子がいて、『egg』はみんな同じじゃない。個性があるグループなんです。それぞれにジャンル分けができているから喧嘩にならないし、「私は黒ギャルだから、ウチは白ギャルだから、だからなに?」って言い合えるから強いなって思います。ライバルじゃなくて仲間ですね。プライベートで一番遊ぶのも『egg』モデルです。

――『egg』が復活して再びギャルに注目が集まっていますが、実感は?
【きぃりぷ】一番感じたのが、アニマル柄の服が増えたこと。ヒョウ柄、ゼブラ柄とか、ZARAにもゼブラ柄のパンツとかが並んでて、それをギャル以外の子が着ても可愛いじゃないですか。昔はギャルしか似合わなかったのに。それが変わったなって思いますね。とはいえギャルが着たら「やっぱギャルじゃん」ってなれる。最近はギャル向けの服が減ってしまっていたけど、そういう昔からあるブランドからアニマルなどのギャルが着られる服も増えてきて嬉しいです。

――今後の目標は?
【きぃりぷ】自分の周りでは20歳超えてるけど最近日サロに行き始めた知り合いもいるし、爪も派手だなって思う人が増えてきた。ギャルを卒業した人も、また少しずつギャルに戻りつつあったり。そういうギャルに興味を持ってくれている人たちの発信源になっていきたいですね。

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