生田斗真&吉岡里帆が出演 短歌で「平成」を振り返る“万葉集”
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 俳優の生田斗真、女優の吉岡里帆の出演で、NHK・BSプレミアムの大型シリーズ『平成万葉集』が、来年1月2日(後9:00~10:29)に放送される(4月~5月に3本シリーズを放送予定)。その終わりまでカウントダウンに入った平成の30年、日本人は何に笑い、涙し、怒ってきたのか…。かつて「万葉集」が天皇から防人(さきもり)まで多彩な歌を集め、心の記録としたように、平成に生きた私たちの心模様を短歌から描く。

【写真】大河ドラマ『いだてん』にも出演する生田斗真

 昭和の歌姫・美空ひばりの死で始まり、安室奈美恵の引退で終わった平成。ポケベルがスマホになった平成。幾度もの大災害を体験した平成…。その中で生まれた無数の歌から、思わずうなずいたり、くすっと笑えたり、泣けたりする秀歌を選りすぐって紹介する。詠み人は、天皇皇后、人気の歌人から、年越しをひとり迎えるホームレス、短歌マニアの小学生までさまざま。

 出演の生田と吉岡は、光と色がゆらめく不思議な空間で歌を朗読したり、短歌を詠む謎のタクシードライバーと東京をさまよったり…。懐かしのヒット曲も織り込みながら、平成30年を一気に駆け抜ける。

■生田斗真のコメント
 平成は波乱万丈な時代だったと思います。私自身は昭和生まれですが、懐かしさを感じる要素もあります。平成の世の中を象徴する素敵な歌がたくさんありました。平成の終わりを味わいつつ、次の時代をも感じながら、おうちでのんびり見ていただきたいです。

■吉岡里帆のコメント
 五七五七七という古くから日本にある短歌という形で、時代の過ぎゆく瞬間をかいま見ました。限られた言葉の中に、個々の思い、時代が見た景色、色とりどりの表情を見せてくれました。皆さんも一緒に平成の万葉集の道をたどってみませんか?

■短歌の一例

一億の ベッドの中で スマホ光り それぞれの寂しさ 満天の星

四十路過ぎし 子が嫁さんを 欲しと言う パソコンなどで 頼むことかよ

ずさんなる 仕事叱れば 「ですよね」と 同意も手抜き この若き部下

百二歳まで 頑張ろうねと はげませば 期限切るなと 百歳の母

「恐い事件あったね」「どの?」というような 恐い時代に なってしまった

ぼくも非正規 きみも非正規 秋がきて 牛丼屋にて 牛丼食べる

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