【新着】育てたもち米、全校で 太田駒形小
▼半世紀以上、紛争を繰り返してきたスーダンから独立し、南スーダンが建国したのは2011年。世界で1番若...
赤城おろしに送られて(吹き飛ばされて?)東京に出た四十数年前は、まさか地球の裏側まで行くとは思いもよら...
2021年春卒業予定の学生とその保護者に就職活動で必要な知識を学んでもらう「第2回ぐんま就活ゼミ」が8...
約3年にわたる免震工事を終えた日本銀行本店本館(東京都中央区)の見学が今夏、部分的に再開された。今年が設計者・辰野金吾の没後100年に当たることや、ネットで簡単に予約できるようになったことが手伝い、以前にも増して多くの人が訪れている。
国の重要文化財の本館は明治中期の1896年に完成した。外壁の内側にれんが、外側に石をそれぞれ積み上げた3階建てで、ネオバロック様式にルネサンス様式を加えた威厳のある建物。外観はベルギーの中央銀行に範を取ったという。
見学には、事前に予約が必要な一般見学(約1時間)と予約のいらない当日見学(約30分)がある。一般見学は、東門で集合して日銀の仕組みと役割を説明するビデオを見た後、本館の中庭などを見学する。中庭は回廊に囲まれ、開業当時、馬のために使われた水飲み場も残っている。来春からの全面再開では、本館内の地下金庫や旧営業場も公開される方向だ。
当日見学は、南分館にある貨幣博物館でビデオを見て、本館の正面や西側を外側から見学する。
修学旅行や金融機関の研修以外に、個人や少人数の団体が増えたのが再開後の特徴で、辰野建築のファンも多いという。日銀総務課の川村憲章広聴・図書グループ長は「日本人建築家が手掛けた最初の国家的近代建築である本館を、ぜひ直接ご覧いただきたい」と話している。