仙台文学賞大賞に「海、とても」 被災地舞台、宮城出身の森川さん
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 仙台市の出版社などでつくる実行委員会は5日、東日本大震災の被災地や東北から新たな書き手を発掘するために創設した「仙台短編文学賞」の第4回大賞受賞作を発表し、兵庫県西宮市の森川樹=本名福嶋美樹=さん(46)の「海、とても」が選ばれた。

 森川さんは宮城県女川町出身。震災で自宅を流され仮設住宅で暮らし、結婚を機に兵庫県に移り住んだ。作品は震災時に高校生で、母が行方不明となっている女性を主人公に、周囲との関わりの中で古里に愛着を見いだしていく過程を描いた。

 森川さんは「作品が誰かの心に響いてくれたらうれしい」とコメントした。

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