十二支像「巳」、水銀朱で彩色か 奈良のキトラ壁画、文化庁検討会
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 壁画を剥ぎ取る前のキトラ古墳石室の南壁。右上は盗掘時に破壊された部分。中央上の朱雀の下に左から巳、午の順に像が並んでいたとみられる=奈良県明日香村(奈良文化財研究所提供)

 古墳壁画の保存活用に関する文化庁の検討会が31日、東京都内でオンライン参加を併用して開かれ、奈良県明日香村のキトラ古墳壁画(7~8世紀)の南壁で、「巳」の十二支像があると想定される箇所から水銀が検出されたとの研究成果が報告された。赤色の水銀朱で彩色されていた像が描かれていた可能性がある。

 十二支像は、四方の壁に3体ずつ配置されているとみられるが、実際に確認できているのは子、丑、寅、午、戌、亥の6体のみ。巳の像そのものは確認されていない。

 壁画は、石室内に描かれていた。四神図、天文図、人の体に獣の頭が付いた十二支像などから成る。

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