弟子の評論「在来無比」と漱石 雑誌掲載依頼の書簡発見
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 新たに発見された夏目漱石の書簡=5日午後、東京都千代田区の東京古書会館
 新たに発見された夏目漱石の書簡=5日午後、東京都千代田区の東京古書会館 発見された夏目漱石の書簡の一部。「在来無比のもの」などと書かれている=5日午後、東京都千代田区の東京古書会館

 文豪夏目漱石が自作「虞美人草」に対する弟子の評論の雑誌掲載を編集者に依頼した書簡1通が新たに見つかり、東京古書会館(東京都千代田区)で5日、報道陣に公開された。漱石は評論を「在来無比のもの」などと推しており、中島国彦早稲田大名誉教授(日本近代文学)は「弟子が優れた批評を書いたことへの喜びと期待が感じられ、大変貴重で興味深い資料」としている。書簡は6日から始まる「七夕古書大入札会」(明治古典会主催)に出品される。

 中島さんによると、評論を書いたのは漱石門下の作家森田草平で、手紙の受取人は、春陽堂の雑誌「新小説」の編集者だった本多嘯月。

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