三島由紀夫の書簡9通発見 親交の男性に「懐かしい」

 山梨県山中湖村の三島由紀夫文学館は21日、作家三島由紀夫(1925~70年)が、代表作「潮騒」の執筆のために訪れた三重県・神島で親交を深めた元灯台職員の男性に送った直筆の未発表書簡9通が見つかったと発表した。「最も懐かしいのは、いふまでもなく君のこと」と、男性や神島に対する郷愁をつづっている。

 書簡は全集未収録。文学館の佐藤秀明館長が、当時の神島で、灯台小屋から望遠鏡で大型船の通過を確認して近くの港に知らせる仕事「船舶通過報」に就いていた愛知県豊橋市の鈴木通夫さん(87)の自宅で発見した。

 9通は22日から10月14日まで、同文学館で展示される。

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