大杉さんの墓前で完成報告 映画「教誨師」の光石研
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 「教誨師」完成披露試写会で舞台あいさつする光石研(右)と烏丸せつこ=東京都内

 今年2月に死去した俳優大杉漣さんの唯一のプロデュース作で、最後の主演映画になった「教誨師」(10月6日公開)の完成披露試写会が東京都内で開かれ、俳優の光石研らが舞台あいさつした。

 大杉さんが演じたのは、月に2回拘置所を訪れ、一癖も二癖もある6人の死刑囚と面会するプロテスタントの牧師、佐伯保。佐伯と死刑囚の会話劇を通じ、死刑囚たちが心安らかに死ねるよう導くのは正しいことなのか、苦悩や葛藤を描く。

 大杉さんが亡くなる直前まで出演していたテレビドラマ「バイプレイヤーズ」で共演していた光石は、気のいいやくざの組長役で出演する。

 光石は「ここに来る前にお墓参りして、今日完成披露ですと報告してきました。今着ているジャケットは大杉さんに頂いた物です」と明かし「この映画には大杉さんの魂や気持ち、顔も体も全てが写っています。どうぞ皆さん、俳優大杉漣を浴びてやってください」と呼び掛けた。

 佐向大監督は「お昼は弁当じゃなく、ケータリングで温かい物を食べようよと言ってくれたり、時には現場でサラダも作ってくれたりした。プロデューサーという肩書以上に、この映画を支えてくれた」と、大杉さんとの思い出を披露した。

 他に玉置玲央、烏丸せつこ、五頭岳夫、小川登、古舘寛治が登壇した。

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