イドリブ停戦4日で崩壊、シリア 52万人避難、人道危機続く
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 シリア北西部イドリブ県で、ロシア軍とアサド政権軍の空爆現場から搬送される子ども=7月27日(ゲッティ=共同)

 【ダマスカス共同】内戦が続くシリアで、反体制派が最終拠点とする北西部イドリブ県での停戦機運が8月に入って突然高まったが、アサド政権と反体制派との相互不信から、わずか4日で崩壊した。イスラム過激派と反体制派が混在する複雑な現地情勢が背景にあり、人道危機回避への展望は見えない。

 イドリブ県と周辺地域では、4月以降にアサド政権軍とロシア軍が空爆や地上作戦を拡大。国連によると、7日までに少なくとも450人の民間人が死亡し、約52万人もの避難民が発生した。

 7月末には、5歳の女児が生後7カ月の妹を助けようとする写真がネットで拡散、人道危機への国際的関心が高まった。

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