ローマ法王「核保有」を初批判 軍拡に警鐘、廃絶努力促す
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 ローマ法王フランシスコ(AP=共同)

 【ウィーン共同】ローマ法王フランシスコが先月、被爆者らと面会した際「核兵器の保有だけでも断固として非難されるべきだ」と述べ、核保有を初めて明確に批判したことが分かった。法王庁が6日までに確認した。法王はこれまでも「核抑止力」に否定的な姿勢を示してきたが、核保有にまで踏み込んで発言してこなかった。

 核兵器を違法化する核兵器禁止条約が7月、国連で採択された。だが米ロなど核保有国は安全保障を優先し反対している。軍縮に逆行して保有国が核の近代化や戦力増強を進める中、核保有批判を明確にすることで、現状に警鐘を鳴らし核廃絶への努力を促した形だ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事