福島・葛尾村、160年ぶりに能 原発被災からの復興アピール
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 約160年ぶりに福島県葛尾村で上演された能「羽衣」=28日夜

 東京電力福島第1原発事故で一時全村避難を余儀なくされた福島県葛尾村で28日夜、江戸時代に同村で上演されていた能と狂言の舞台が約160年ぶりに復活し、集まった約400人を魅了した。復興しつつある村の魅力をアピールしようと、村の商工会や教育委員会などが企画した。

 野外に設置された能舞台で天女に扮した能楽師久貫弘能さんがあでやかな衣装をまとい、代表演目「羽衣」を幻想的に披露。木から柿を盗もうとした山伏をコミカルに描いた狂言「柿山伏」では、客席から大きな笑いと拍手が起こった。

 村は2016年6月に一部を除き避難指示が解除されたが、帰還者は約3割にとどまっている。

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