若草山焼き、奈良の夜空真っ赤に 冬の恒例行事
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 古都奈良の夜空に浮かび上がった「若草山焼き」。手前は興福寺の五重塔=25日(午後6時19分から午後7時28分まで多重露光)

 奈良市の若草山で25日、冬の恒例行事「若草山焼き」があった。麓の奈良公園に集まった観光客らは、古都の夜空を真っ赤に彩る炎に見入った。

 午後6時すぎ、若草山から約600発の花火が打ち上げられた。同公園で親しまれているシカを表現したものもあり、人々の笑いを誘った。

 その後、ほら貝とラッパの合図で、消防団員ら約300人が一斉に山の草地に火を付けると、炎はバチバチと大きな音を立てながら広がった。

 実行委員会によると、山焼きの起源については、山頂にある鶯塚古墳の霊魂を鎮めるために火を付けたのが始まりという説がある。現在は先人の慰霊や防火を祈る行事となっている。

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