首里城復元資料が金沢で見つかる 彫刻家の自宅、再建役立つと期待
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 首里城正殿の玉座の背後を飾った彫刻の下絵。今さんが書き込んだ注意点や修正点が残る

 1992年の首里城(那覇市)の復元事業で使われた彫刻の資料が、復元に携わった彫刻家(故人)の金沢の自宅で約30年ぶりに見つかった。作業当時の細かい注意点が記されており、2019年に焼失した城の再建に役立つと期待される。

 彫刻家は今英男さん。転落事故後のリハビリに励む中で彫刻を始め技術を磨いた。92年の復元で、専門家の下絵を参考に竜などの正殿の彫刻を担当した。

 正殿の玉座の背後を飾った彫刻の下絵(縦約60cm、横約4・5m)には向き合う2頭の竜が描かれている。「この部分がきゅうくつ」「全体的に少し上げる」など、今さんが書き込んだ注意点や修正点が確認できる。

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