クジラ耳骨、哺乳類と共通 内部の構造特定、福井恐竜博物館
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 福井県立恐竜博物館(勝山市)は、コンピューター断層撮影(CT)を使ってクジラ類の耳骨の内部構造を世界で初めて解明したと発表した。これまで他の一般的な哺乳類との詳しい比較がされていなかったが、今回の研究で哺乳類共通の基本構造を備えていることが分かった。

 クジラ類の耳骨は数センチで、形の違いから種の分類にも使われているが、頭骨から外れやすく、上下逆さまに誤解している研究者もいたという。同館の一島啓人研究・展示課長は「正しい構造が判明した意義は大きい。陸生から水生になったクジラの進化を研究する基礎になる」と話した。

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