三陸沖のウミガメ「寒冷地仕様」 代謝高く動き活発、東大分析
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 小型記録装置を付けたアカウミガメ(研究チームの木下千尋さん提供)

 北太平洋に生息し、三陸沖に現れるアカウミガメは、他の海域に生息する個体と比べて代謝が高く、冷たい海でも泳ぎ回る「寒冷地仕様」であるとの分析結果を、東京大大気海洋研究所などのチームが21日までにまとめた。

 爬虫類のアカウミガメは一般に、水温が下がると動きが鈍り、冬眠に近い状態になる。チームの佐藤克文・東京大教授は「三陸の海は餌が豊富なため、低水温でも活発に動き回って成長する戦略を選んだのではないか」と話している。

 チームは2009~14年、小型の記録装置を付けて行動を追跡する手法で調査。冬に水温が15度以下になっても活発に動き回っていることを突き止めた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事