津波避難訴訟が和解、仙台高裁 宮城・閖上、15件終結
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 宮城・閖上の津波避難訴訟で和解が成立し、記者会見する原告側弁護士ら=12日午前、仙台市

 東日本大震災の際、宮城県名取市閖上地区にいた生後8カ月の長男ら家族4人が津波から逃げ遅れ犠牲になったのは、防災行政無線の故障が原因などとして、遺族が市に約6800万円の損害賠償を求めた訴訟は12日、仙台高裁(山本剛史裁判長)で和解した。震災の津波を巡り、岩手、宮城両県で起こされた少なくとも15件の訴訟はこれで終結。

 和解条項は(1)無線が故障し避難指示を伝えられなかったことについて、市が犠牲者や遺族に深く遺憾の意を表す(2)市は防災体制の不備を指摘した第三者委員会の報告書を真摯に受け止める―などの内容。和解金の支払いはない。

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