排水路、土砂でふさがり被害拡大 台風19号、岩手県山田町が検証
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 昨年の台風19号被害を検証する岩手県山田町の有識者委員会が24日、報告書をまとめた。山からの水を下流に流す排水路が土砂などでふさがったことで、住宅地の浸水被害が拡大したと指摘。豪雨が想定を超え、被害の予測は困難だったなどとして、町の責任は否定した。排水路は、東日本大震災後に町が津波対策で堤防を設置したのに伴って再整備されていた。

 委員会によると、浸水被害を受けた山田町の田の浜地区に整備された排水路は、過去の雨量を基に1時間当たり60・7ミリの雨に耐えるよう設計された。しかし台風19号では最大77・5ミリを記録し、流入した大量の土砂が水の流れをせき止めた。

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