熱海盛り土崩落、10年前から 現地調査で静岡県も認識
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 記者会見する静岡県の難波喬司副知事=18日午後、県庁

 静岡県熱海市で7月に発生した大規模土石流で起点となった土地での不適切な盛り土を巡り、この場所で約10年前から数度にわたり崩落が起き、県も認識していたことが18日、県が公表した文書で分かった。

 公表文書によると、06年にこの土地を取得した神奈川県の会社(清算)が、盛り土に木くずを埋めるなどの問題行為を繰り返し、県は定期的に現地を調査。10~11年に複数回、崩落を確認したとしている。

 市は11年に県土採取等規制条例に基づく措置命令や停止命令の発令を検討したが見送った。斉藤栄市長によると、土地所有者側が「不十分ながら防災工事を実施したこと」などが理由という。

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