阪神大水害、石橋の一部発見 兵庫県芦屋市で80年ぶり
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 1938年の阪神大水害で流され、兵庫県芦屋市の住宅敷地内で見つかった「永保橋」の一部(同市提供)

 兵庫県芦屋市は25日、死者・行方不明者約700人を出した1938年の阪神大水害で、芦屋川から流された石製の「永保橋」の一部が市内の住宅敷地に埋まった状態で見つかったと発表した。発生から約80年で水害の痕跡を示す資料はほとんど残っておらず、市は「災害の歴史を語り継ぐ上で貴重だ」としている。

 市によると、見つかったのは橋の四隅にある親柱の一部で、直径30センチ前後。「永」の文字が刻まれているのが見える。建設時期は不明だが、1884年の郷土誌にこの橋に関する記録がある。1938年に流された後に新しく造り直されたが、60年の国道建設に伴い新しい橋も撤去された。

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