ハンセン病非入所者遺族また敗訴 国賠訴訟、高裁松江支部
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 二審も敗訴となり、広島高裁松江支部前で「不当判決」の垂れ幕を掲げる原告側関係者=24日午後

 ハンセン病患者で療養所に入らず亡くなった「非入所者」女性の息子(72)=鳥取県=が、国の強制隔離政策などで母親と同様に家族も偏見や差別の被害を受けたとして、国と県に計1925万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁松江支部(栂村明剛裁判長)は24日、請求棄却の一審鳥取地裁判決を支持し、原告側の控訴を棄却した。

 原告側によると、非入所者の遺族が国に賠償を求めた訴訟で高裁判決は初めて。元患者の家族ら500人以上が熊本地裁で起こしている集団訴訟にも影響しそうだ。原告側弁護団は「ハンセン病問題に無理解で欠陥がある判決だ」と上告する方針を示した。

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