静岡の干物店強殺、二審も死刑 東京高裁、被告の控訴棄却
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 肥田公明被告
 肥田公明被告 事件現場となった干物販売店「八八ひもの」=2012年12月、静岡県伊東市

 静岡県伊東市の干物店で2012年、2人を殺害し現金を奪ったとして強盗殺人罪に問われた元従業員肥田公明被告(65)の控訴審判決で、東京高裁は30日、死刑とした一審静岡地裁沼津支部の裁判員裁判判決を支持し、被告の控訴を棄却した。弁護側は上告する方針。

 被告は一貫して無罪を主張。凶器などの物的証拠や目撃証言もなく、状況証拠の積み重ねで有罪と認定できるかどうかが主な争点だった。

 大島隆明裁判長は、被告が事件直後、金融機関に預けた現金の硬貨の種類と額が被害の一部と類似していることなどから「犯人であることは合理的な疑いを入れる余地がなく証明されている」と判断した。

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